南北に続く西之立町通りに入ると寺村清雅堂の建物に目を奪われる。
老舗の書画・骨董店である。
この辺りの小路の風景。
こういう小路が幾筋も並んでいる。
本通りに入って明覚寺に。
山門の上に小さめの鐘楼が付いた鐘楼門。
入ると細い参道の先に本堂。
真宗本派の寺院。
本堂前には石と植栽で庭園が設えてあった。
境内にある窪田猿雖面影塚。
彼は芭蕉の門下であり芭蕉とも親交が深く、伊賀の文化・経済の担い手としてその名を成したとある。
「かろき身の 蝉は子もなく親もなく」
この通りには洋館風や商家の家並みが続いており楽しい。
写真は砂糖問屋の田中商店。
こうした建物の多くは国登録建物であるが、そういう案内は観光地図に全く載っていないのが不思議である。
その入り口の玄関前に小さな鉄アレイのようなものが置いてあった。
魔除けなのであろうか。
養肝漬で名高い宮崎屋の建物。
本通りを西に向かって安立寺を目指す。
新しい山門と本堂のみ建っていた。