270 山王日枝神社
祭神 大山咋神
相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊
創建 不詳、1478年に大田道灌の江戸城築城に辺り勧請
住所 千代田区永田町2-10-5
鉄筋鳥居が広い境内の三方に立っており、外堀通りからは巨大な石段のほかに専用の上りエスカレーターまで付いている。
平成12年の再開発でこのように変身したという。
古来「江戸第一の大社」と言われ、名所図会でもその豪華さが書かれている。
江戸三代祭はここ山王権現の山王祭、神田明神の神田祭、浅草神社の三社祭である。
本来の参道は山王坂のほうにあり、石段の先に石段と両側の樹木が茂り、本来の神社の趣を伝えている。
石段を上ると正面に神門と透し塀沿いに酒樽が並ぶ。
神門の裏側に神猿を安置している。
鉄筋社殿、回廊、参集殿のほか夢御殿、宝物殿(太刀が多い)、山車庫などが建つが、ほとんどは昭和33年に再建されたもの。
江戸期には600石の朱印。この日は年末にもかかわらず大勢の参拝客で賑わっていた。
この神社だけでなくどこもそうであったが、年末にお参りするのは混まないため合理的とは思うが、その人の多さにいささかびっくりする。
末社として山王稲荷、八坂神社、猿田彦神社が一つの拝殿になっている。
山王稲荷は1659年、八坂神社は明治19年、猿田彦神社は1659年にそれぞれ当境内に遷座された。
写真は山王稲荷社の本殿と石灯篭。
本殿は一間社春日造で1659年築。
石灯篭には1820年銘あり。
閑話休題
昨日は朝から大腸の内視鏡検査に出かけたためブログはお休みしました。
大腸ガンの手術をしてから早いもので5年が経過し、今回の内視鏡検査と月末のエコー検査で異常がなければ、一応主治医からは無罪放免となります。
随分と手間取り15時前に、ようやく異常なしという結果になりました。
まずは一安心ですが、まだ胃ガンの術後経過が続きます。
しかし5年間術後の検査をしていただけるとということは有難いことです。
いつもながら病院は大変な患者数賑わっていました。
健康の有難さを噛みしめながら残りの人生を有意義に生きてゆきたいと思います。
この後、虎ノ門病院からほど近い山王日枝神社にお礼のお参りをしてきました。