札幌に来て三日目は朝から北大のキャンパスを散策することに。
キャンパスは札幌駅から歩いて10分ばかりの至近距離に広がっている。
北海道大学は1876年、その前身となる札幌農学校として開校された。
その広さは1,776,248㎡で、何と東京ドーム38個分の広さだという。
キャンパスには樹木が多く、また一般に自由開放されているので、学生よりも市民・観光客の方が多いくらいである。
学問よりも観光優先なのであろうか。
 
正門から入り、交流プラザで案内地図を入手。
真っ直ぐ行くと「中央ローン」と呼ばれる緑地が広がり、今は人口流水だが、昔はサクシュコトニ川が流れ、昭和初期までは鮭が遡上していたという。右下矢印
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クラーク会館があり、近くに有名なクラーク像がある。ダウン
クラーク博士は札幌農学校初代教頭であり、「少年よ 大志を抱け」の名言で知られる。
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真っ直ぐ北に続く道を辿ると、左手にエルムの森がある。
数十本のエルム(ハルニレ)がそびえ、樹齢100年を超えるものは自生していたという。
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さらに総合博物館がある。
世界中の蝶の標本など学術資料が展示され、情報発信の場となっている。
建物は1929年築の理学部本館だったもの。ダウン
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ここから左折してポプラ並木に向かう。ダウン
以前に見た時はもっと整然と長く続いていたように思うが、今は立ち入り禁止となっており、かなり雑草が生えていた。
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傍に新渡戸稲造博士(札幌農学校2期卒業生)の顕彰碑が立ち、花木園があり、遊歩道が整備されている。
 
総合博物館まで戻り、さらに北に向かって行くと大野池があるダウン
ちょうどハスの花が咲いており、10数羽のカモが悠然と泳いでいた。
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写真はそのカモのシンクロ。ダウン
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