過日、A女史と待ち合わせて真夏のウオーキングの後、暑気払いをという計画を立てた。
A女史とは現役時代に社員総代を務めておられた関係で親しくなり、何故か性別を抜きにして気が合い、かれこれ15年に及びお付き合い頂いている。
 
今回は地下鉄住吉駅近くの喫茶店で待ち合わせ。
猿江恩賜公園を抜けて、横十間堀川に沿った親水公園を歩き、仙台堀川公園を東に歩いてさらに北に歩き地下鉄大島駅に至るコース。
ここから地下鉄に乗って門前仲町駅近くにある居酒屋「酣(たけなわ)」にて暑気払いをという設定である。
 
この日も気温は35度近くのため、なるべく木陰を求めて歩くことにした。
まず訪ねた猿江恩賜公園は1932年開園と古く、江戸時代は幕府の貯木場、明治になってからは政府御用達の貯木場だったところを公園として整備されたもの。
野球場、テニスコート、公会堂などもあるが、今回は最も南側に位置する日本庭園を散策。
結構広く池を中心に都会の喧騒を忘れさせてくれる静けさ。ダウン
 
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横十間川に出て、川沿いの道を南に歩いて行く。
遊歩道が見事に整備されているが自転車の通行が多く、突然背後から走り抜けられ度々ヒヤッとさせられ歩行者は結構危ない。
どうして遊歩道に自転車を入れているのか不思議である。
まあ事故が起こって、初めて規制の話が出てくるのであろうが。
 
三島橋の近くは子供達のための水上アスレチックになっており、多くの子供達で賑わっていたダウン
十間堀川は1659年に深川への材木輸送のために掘られた運河である。
川幅が10間(約18m)で、江戸城からみて横に流れていることにより名付けられたとのこと。
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さらにボート乗り場があり、のんびりとした風景が続くダウン
まだこのコースを歩いたことがない方には是非お勧めしたい。
 
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千石三丁目近くで仙台堀川と交わるダウン
ここから東に続く遊歩道を歩くことにする。
ここも親水公園になっているが、大通りにぶつかると一旦石段を登って交差点を渡りまた公園に下りるという手間がかかる遊歩道である。
仙台堀川は旧中川と隅田川を結ぶ運河であった。
明治になって周囲の工業用水のくみ上げにより地盤沈下が激しくなりその防止のために整備され公園となり「市民の森」と呼ばれている。
東砂7丁目からまた左に折れまがって公園は続く。
 
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ようやく大島駅に着き、地下鉄で門前仲町駅に出る。
彼女の最近お気に入りの居酒屋「(たけなわ)」は、気さくな割烹着ママと美味しい魚料理が売り物のお店である。
この日は焼酎を飲もうと考えていたが、お互い顔を見合わせて結局冷酒を飲むことになった。
このあと近くのカラオケで絶唱してお開きとなる。