続いては水口城址に。
水口城は1634年に、将軍家光が京都上洛の際の宿館として築城した。
作事奉行として小堀遠州が建築や作庭にあたったという。
小規模だが、豪華な造りであったことが覗える。
湧水を堀にたたえていたことから「碧水城」とも呼ばれる。
また1682年より水口藩の城となる。
再建された建物は水口城資料館。
さらに近くにある水口神社を訪ねる。
入り口の石造太鼓橋が素晴らしい。
奥に茅の輪を配した鳥居が見える。
舞殿
859年創建という延喜式内社である。
祭神は水口の始祖である大水口宿禰命。
配神は大己貴命、素盞鳴尊、稲田姫命。
写真は神門
本殿(写真右)の左には玉津米神社(写真左)、また本殿の右には武雄神社、さらに水口恵比須社、日枝神社などがある。
地元の人に「大宮さん」と呼ばれ親しまれている「水口曳山祭」は、毎年4月19、20日に豪華な曳山を中心に挙行される。