翌7月1日、京都から電車に乗り、JR高槻駅に下車。
駅前まで迎えに来てくれた現役時代の仕事仲間のU君の車で、丹波市の寺社巡りに出かける。
U君には3年ばかり前に、京都府南部の海住山寺、禅定寺、金胎寺、神童寺他をご案内頂いて以来である。
丹波市の寺社は一度訪ねたいと念願していたが、交通の便が悪いこともあって延び延びになっていたが、今回ようやく念願が叶った次第。
 
ただ事前にいろいろ調べると丹波地区も広大なので、今回は一番北はずれの青垣、氷上地区を中心に、時間が許せばさらに春日地区をとお願いした。
また前もって訪ねたい希望の寺社を知らせておき、カーナビに入れておいて頂いた。
 
それにしても丹波までは遠く、9時に高槻をスタート、高速道路を乗り継いで青垣インターを降りて、最初の目的地である佐地神社に着いたのは11時前であった。
 
佐地神社は7号線沿いにあり、地図にも出ていない小さな神社である。
ただ延喜式によると丹波十七式内社に入る古い神社である。
境内は狭いが、一目で古社とわかる佇まい。ダウン
 
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境内はそんなに広くないが清流に囲まれ、石橋が架けられている。
奥に見えるのが社殿。ダウン
 
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その石橋に文字が彫られているのをS君が発見。
光の加減でなかなか読みづらいが、確かに「高源寺」とう字は読めるダウン
高源寺は近くにあり、この後訪問する予定。
 
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祭神は天宇受売命(あめのうずめのミコト)。
農業を護る神様であり、全面湖沼であったこの佐沼の水を抜き、乾いた地の佐地にしようと古代から祀られているという。
写真は社殿。ダウン
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社殿の左には稲荷社、裏には末社群が整然と並んでいる。ダウン
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