車は日野川沿いを北上して、越前町から福井市の郊外に。
次に訪ねた大安禅寺は古刹を絵に描いたような大寺であった。
福井藩主四代松平光通が名僧大愚宗築を招いて1658年に創建。
松平家の永久菩提寺である。
本堂は1659年築の六間取り方丈形式で重文ダウン
玄関は閉めてあり通行不可。
 
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本堂から庫裏に通じるところにある鐘楼(重文)は1663年築。ダウン
 
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庫裏(重文)は1658年築。
こじんまりした前庭の左には宝蔵館。ダウン
臨済宗妙心寺派の寺院、山号は萬松山。
 
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庫裏の受付で500円の拝観料を払って堂内に。
渡り廊下で繋がった堂宇が次々とあるが、案内板に従って進むだけであり、説明は無くまた堂内では誰一人とも出会わなかった。
全くの自由参観という大らかさにはびっくりする。
写真は堂内ダウン
 
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本堂の西側に開基堂(重文)がある。
霊屋とも言い宝形造ダウン
 
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その前には阿吽庭と名付けられた庭園。ダウン
 
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宝形造の開山堂(重文)は1670年築。
写真は開山堂に続く渡り廊下ダウン
 
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透塀で囲まれた霊廟は三間社宝形造、1677年築の重文である。
しかし雨脚が強く、さらにここからかなり坂道を登らなければならないので今回は断念する。
また10万株の花菖蒲、さらに紫陽花の季節にはそれは見事であるとのこと。