安倍街道沿いに歩いて、最初に瑞龍寺を訪ねる。
1560年の開創だが、開基は旭姫とされる。
旭姫は秀吉の異父妹であり、家康夫人でもある。
写真は門前から。
駿河七ヶ寺の一つとされたが、今はその面影はほとんどない。
本堂とその右手にキリシタン灯篭がある。
旭姫の五輪塔は裏の墓地の高台にあるとのことだが今回はパス。
また時雨塚がある。
芭蕉の句「けふばかり 人も年よれ はつしぐれ」。
なお宗派は曹洞宗、山号は泰雲山。
さらに山麓に沿って北に歩いて松樹院に。
浄土宗の寺院、山号は井宮山。
中興開山は1581年頃。
生垣を廻らした新しい山門を入ると本堂。
狭い境内ながら本堂前は、良く手入れされている。
墓地は裏山に段々状に並んでいる。
さらに安倍通から右に入った高台にある井宮神社に参拝。
地元の人には「妙見さん」として親しまれている。
木造鳥居から石段を登ると、社殿は工事の真っ最中。
拝殿が1776年築で古くなったためという。
拝殿前に内津神社、井宮神社・白山神社と書かれていた。