ここから下山口駅まで同じ道を引き返すのはもったいないので、高橋交差点から一つ目の道を南下し、踏切を越えて翁樹神社という粋な名前の神社を訪ねる。
小さな境内に小さな社と傍に菩提樹の木が植えてあった
。
。
さらに南に歩いて行くと畑一面に「ホトケノザ」の可憐な花が広がっており、その先にポツンと密蔵院の境内が見える。
密蔵院は真言宗豊山派の寺院。
木造本堂の前には桜の木が一本、満開の花を咲かせていた。
。いかにも田舎の素朴さの漂う何の飾りけもない境内である。
また本堂の左には「歓喜天」の額があるお堂が建っていた。
下山口駅に向かう住宅地の中を、東に東にと歩いて山口城址通りを越えたところにある海蔵寺を訪ねる。
真言宗豊山派の寺院、山号は川嶋山。
整備された枯山水風の境内は清々しい。
その中に本堂が建っている。
ようやく下山口駅に戻る。
駅近くの和菓子屋さんで、自家製のお茶最中をお土産に求める。
この日の道程は２２０００歩であった。
快い疲れに誘われて武蔵中原駅に途中下車し、最近馴染になった「三吉」にて一人で慰労会をする。