さらに大通りを西に歩くと右手に来迎寺と勝光寺の参道がならんでいる。
 
来迎寺は山号を大光山。
鎌倉時代初期の創建。
写真は開かずの山門裏、何故か瓦がきれいに並べられているダウン
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「車返し三尊阿弥陀如来」との案内が立つ。
奥州藤原秀衡の守護仏阿弥陀三尊を鎌倉に運ぶ途中、府中市車返まで来たが車が動かなくなり、止むなく引き返したがこの地で再び車が止まったので草堂を建てて祀ったと伝わる。
写真は本堂ダウン
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本堂前の賽銭箱に面白い貼り紙がしてある。ダウン
ということはお賽銭を借りに来る人がいるということである。
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その先右手に勝光寺の参道が開き、その入り口に立派な宝筐印塔が立っているダウン
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参道の先に勝光寺の堂々たる山門が見えてくる。ダウン
1694~96年にかけて建立された。
唐様の楼門造りで、丸柱、花頭窓、桟唐戸などで優美である。
十六羅漢を安置している。
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本堂ダウンは1677年建立とされる入母屋造りで、1959年に改築された。
臨済宗妙心寺派の寺院、山号は瑞幡山。
1278年に北条時宗が創建
本尊の不動明王像は1548年造という。
横長の美しい建造物。
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鐘楼ダウンは1731年築だが、最近改築された様子がうかがえる。
20石の朱印寺。
思いがけなく素晴らしい堂宇を持った寺院に巡り合えたことに感謝
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