9日、この日も好天に恵まれ、飯能市の寺社巡りに出かけた。
以前に町の西に位置する能仁寺などを訪ねているので、今回は駅から北側と東側の寺社を廻ることにした。
武蔵小杉から府中本町乗り換えで、新秋津駅に下車。
10分ほど歩いて西武新宿線秋津駅から飯能に向かう。
まずは飯能駅ビル内で軽く腹ごしらえ。
飯能には30年前、川越に一年勤務していたこともあって何度か訪ねたことがあり、また今は亡き郷田露子女史と数回飲んだことがある。
しかし駅構内も町も当時とは様変わりしており、駅ビルから出ると一瞬、浦島太郎になったような気持ちになった。
まずは駅前通りを北に歩き八幡神社を訪ねる。
祭神は誉田別命。
創建は不明だが、明治になって現在地に移転した。
広い境内は遊び場になっている。
参道にはべんがら色の灯篭が並ぶ。
社殿はそんなに古くはない。
境内社として三峰神社と真能稲荷社がある。
すぐ近くにこれまた広大な境内を持つ広渡寺。
宗派は曹洞宗、山号は平寿山。
中興開山は僧花渓正春で1561年寂。
幕末の飯能戦争では、幕府軍がたて籠ったためほとんどの堂宇は焼失してしまった。
本尊は延命地蔵。
境内はまるで植木屋のように、いっぱいの樹木が庭園のように広がる。
奥には子安地蔵堂
紅葉していた
本堂は新しい。
手水場には河童の置物がある