続いては秋篠寺に。
光仁天皇の勅願で、奈良時代最後の官寺として、776年に創建された。
宗派は単立、山号なし。
写真は入り口にある香水閣(井戸)の入り口。
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南門から本堂の間は苔むした雑木林が続く
その中に金堂跡、東西両塔跡がある。
前回来た時はこの辺りの緑の苔が見事であったが、今回は水気が少なかったのが残念。(写真)
 
 
 
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国宝である本堂は創建時の講堂を鎌倉時代に大修理したもの。(写真)
桁行き五間、梁間四間で、シンプルながら実に均整のとれた美しい建物である。
 
 
 
 
 
 
本堂内には伎芸天像、薬師如来像、日光・月光菩薩像、梵天像、帝釈天像、地蔵菩薩立像(いずれも重文)などがずらりと並ぶ。
特に伎芸天像は日本に現存する唯一の像で人気の的である。(写真)
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他には大元三堂、開山堂、霊堂、行者堂、八所御霊神社(南門の外)など。
写真は大元三堂。