伝通院の墓地西側の道を北に向かって歩いて行く。
一旦、吹上坂に出てから小石川植物園の方に下って行くと善仁寺の入り口に至る。

102善仁寺
宗派  真宗大谷派
山号  石川山 福寿院
創建  969年
本尊  阿弥陀仏
住所  文京区小石川4-13-19

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境内は樹木で鬱蒼としており奥行を感じさせる境内である。
しかし時間が16時半を廻っているため、石柱門は入れたが山門が閉まっており境内に入れなかったのが残念。
ちょうど墓参に三人連れで見えた人達も諦めて帰られたので、我々も諦めて次を目指す。
写真は山門前の参道。
また保存樹木のケヤキの大木が二本ある。

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境内には本堂、鐘楼、広い墓地などがある。
梵鐘は人間国宝香取正彦作という。
実はその後9月4日に善仁寺を再度訪ねて境内の写真を撮って来た。(写真)

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境内自体は広くないが、樹木が庭園風に手入れされていた。
また湧水の極楽水、樹齢700年のイチョウなどもある。
写真は湧水の池からバックは本堂。

最後に白山神社を目指して、小石川植物園に沿って、御殿坂、蓮華寺坂を登って白山通りに出る。

103白山神社
祭神  菊理媛命 伊弉諾命 伊弉冉命
創建  948年に白山神社から勧請
住所  文京区白山5-31-26

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旧称は白山権現社といい、長い参道の先に大鳥居がある。
既に17時は回っており、夕暮れが近い。
写真は鳥居前から。

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以前に二、三度訪ねたことがあるが、いずれも紫陽花が満開の頃で大変な人出であった。
この日は境内にはほとんど人影すら見当たらず、まるで別の神社に来たような錯覚すら覚えた。
本殿は結構古く立派である。(写真)
末社としては関東松尾神社、稲荷神社、浅間神社などがある。

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境内には紫陽花が3000本位植えられているという。
特に裏手の富士塚を中心とした紫陽花群が見事であったことを思い出す。
写真はこの日の富士塚。

時計を見ると既に5時半前である。
本日はここまでにして恒例の反省会に移る。
私はこの辺りには五、六回来ており、夜はさぞかし賑やかであろうと前々から一度飲みたいと思っていた。
Kさんの主導の元、白山通りに面した居酒屋に入る。
いわゆるチェーン店であり、ちよつとお店の選択を間違えた感があるが、味はまずまずであった。