![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/b5/e5/j/o0389029214527149168.jpg?caw=800)
稲田御坊西念寺を訪れる人は必ず寄ると聞いたので、近くにある玉日君御本廟を訪ねた。
玉日君は九条関白兼実の末姫であり、親鸞の内室である。
親鸞は庶民に広く宗教を広めたことでは功績は大であるが、妻帯するなど後世の僧侶を堕落させたことに、個人的にはあまり好きになれない。
写真は御廟入り口。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/de/70/j/o0292038914527149175.jpg?caw=800)
玉日君は親鸞を都に送り出してからも、この地で生涯を終えたという。
剃髪して恵信尼公という。
長い参道の植栽と百日紅の花が見事である。(写真)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/8e/0e/j/o0389029214527149183.jpg?caw=800)
小さな御廟ながら参道など、女性らしさと静謐さが漂う。
余程、信者達に崇拝され、管理されているのであろう。
写真は御廟。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/e4/73/j/o0292038914527149190.jpg?caw=800)
このあと駅に戻る途中にある稲田神社に立ち寄る。
創建は不明だが、927年の延喜式神名帳に名神大社に列したとある古社。
写真は入り口の石段。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/36/52/j/o0389029214527149199.jpg?caw=800)
後年、水戸光圀が四神旗を寄進した。
祭神は奇稲田媛命で、単独で祀られるのは珍しいとのこと。
写真は拝殿。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/c3/f1/j/o0389029214527149207.jpg?caw=800)
稲田駅まで戻るが、次の電車の時間まで15分あるので駅近くを散策。
程近いところに質素な香取神社があった。(写真)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/06/1b/j/o0389029214527149219.jpg?caw=800)
また稲田駅のホームから近所にある磯部酒造の工場が眼下に見渡せたのでパチリ。
遠景は筑波山か。
この沿線ののんびりした風景に癒された。
次は今回のメインであると富谷観音を訪ねる。