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稲田御坊西念寺を訪れる人は必ず寄ると聞いたので、近くにある玉日君御本廟を訪ねた。
玉日君は九条関白兼実の末姫であり、親鸞の内室である。
親鸞は庶民に広く宗教を広めたことでは功績は大であるが、妻帯するなど後世の僧侶を堕落させたことに、個人的にはあまり好きになれない。
写真は御廟入り口。

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玉日君は親鸞を都に送り出してからも、この地で生涯を終えたという。
剃髪して恵信尼公という。
長い参道の植栽と百日紅の花が見事である。(写真)

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小さな御廟ながら参道など、女性らしさと静謐さが漂う。
余程、信者達に崇拝され、管理されているのであろう。
写真は御廟。

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このあと駅に戻る途中にある稲田神社に立ち寄る。
創建は不明だが、927年の延喜式神名帳に名神大社に列したとある古社。
写真は入り口の石段。

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後年、水戸光圀が四神旗を寄進した。
祭神は奇稲田媛命で、単独で祀られるのは珍しいとのこと。
写真は拝殿。

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稲田駅まで戻るが、次の電車の時間まで15分あるので駅近くを散策。
程近いところに質素な香取神社があった。(写真)


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また稲田駅のホームから近所にある磯部酒造の工場が眼下に見渡せたのでパチリ。
遠景は筑波山か。
この沿線ののんびりした風景に癒された。

次は今回のメインであると富谷観音を訪ねる。