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この辺りにも寺院が密集している。
西方寺は天台宗の寺院で、山号は恵光山。
山門前に松の木が一本、風情を添える。(写真)
境内には屋根の美しい本堂、動物慰霊堂などがある。

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さらに本隆山承証寺は法華宗の寺院。
並びにある本長寺は顕本法華宗の寺院で、山号は久遠山、1453年の創建。
本堂は1812年に再建されたもの。(写真)

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続いて忍者寺として、つとに有名な妙立寺を訪ねる。
ここだけは観光客でいつも賑わっている。
写真は黒の冠木門と外人観光客。(写真)

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1585年に利家が祈願所として建立。
日蓮宗の寺院で山号は正久山。
本堂(写真)、庫裏などの内部に複雑なカラクリがあるが、寺自体は忍者とは全くの無縁で、幕末に遊び心で作られたもの。
以前に来た時に、ゆっくりと仕掛けなどを見て廻ったので今回はパス。

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弘願寺は浄土宗の寺院で、山号は安養山。
山門を入ると、石仏かびっしりと積み上げられている。(写真)
本堂は1674年に再建されたもの。

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最後に訪ねた願念寺は山号を木一山と珍しく、真宗大谷派の寺院。
新しい山門前に芭蕉の句碑が描かれていた。(写真)


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芭蕉が弟子小杉一笑の死を知って詠んだ
「塚も動け 我が泣く声は 秋の風」。
ここが一笑の菩提寺であり、境内に一笑塚もある。(写真)
本堂は1808年に再建されたもの。

これで寺町をグルリと一周して、スタートした野田駅近くにまた戻ってきた。
金沢名産の珍味で名高い近岡屋に立ち寄る。
名産のクルミ煮とゴリの佃煮をお土産に買い求める。
隣店には女房殿ご用達の柴舟小出があるが、これは金沢駅にある支店で買って既に送付済み。

このあと近くの喫茶店で遅い昼食をとる。
ここのママさんがなかなかの話好きで、神社仏閣廻りの話題で盛り上がり、ご自身で集められた朱印帳を出して見え、またまた大いに盛り上がる。

野町駅前からバスの乗り金沢駅に出る
この日の道程は23000歩であった。

今回の旅は幸いにも雨に遭わず、ほぼ予定通りというか、予定以上に廻ることができた。
帰りの電車で隣り合わせになった一人旅の男性とも話したのだが、一人旅に出してくれた女房殿に感謝しなければならない。
お蔭で6月24日から二泊三日で鶴岡、高畠町、仙台、白石に、7月4日から二泊三日で高岡、金沢、羽咋の寺社を堪能することができた。
感謝、感謝、ありがとう。