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いよいよ気多(けた)神社に参拝する。
気多大社は創建2000年の歴史を持つ古社中の古社である。
写真は木造鳥居から境内を望む。

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祭神は大国主命、大己貴命。
能登一之宮でもある。
簡素な神門(写真)は桃山時代に造られ、四脚門の切妻造りで重文。

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拝殿は江戸時代に造られた入母屋造りで、重文。
また本殿は江戸時代中期に造られた両流造で重文指定。
写真は拝殿と本殿。

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本殿の右手には摂社白山神社本殿、左手には摂社若宮神社本殿と、三つの本殿が並ぶ。
いずれも重文指定。
若宮神社本殿(写真)の祭神は事代主神、1569年の室町期の建物で一間社流造の小さな社だが、実に美しい。
白山神社本殿の祭神は菊理姫命で、三間社流造で1787年に造立された。

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本殿の背後には3万㎡を超える原生林が広がり、「入らずの森」と呼ばれる社叢が広がる。
大伴家持も訪ねており
「志乎路から ただ越えくれば羽咋の海 朝なぎしたり 舟かじもがな」と記され、当時は気多神宮と称していた。
写真は境内社の太玉神社