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さらに円照寺を訪ねる。
山号は地久山、臨済宗南禅寺派の寺院。
山門はなく石柱門が迎えてくれる。(写真)

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本堂は極端に横長の造りになっており、変わった建物である。
写真の左が本堂と、境内の様子。


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本堂右にある大日堂(写真)は1795年に再建され、内には定朝作の大日如来座像が安置されている。
この像は平安後期の定朝様式で、宇治の平等院の如来像と酷似している。
251,5mと大きく重文指定。
その他、不動明王立像も平安時代後期作で重文。

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本堂裏には江戸初期に造られた庭観式林泉庭園がある。(写真)
裏山を借景としており、赤石を配した古様の石組だが、そんなに広くはない。
馬蹄形の池には、樹上で生活するモリアオガエルが生息しており、6月頃には多くみられるという。

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すぐ隣に赤松神社があった。
なかなか見映えのよい境内だが、何の説明板もなく、また帰って調べたがすべて不明。
写真は入り口から舞殿、社殿を望む。

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また境内社として天神社、八幡社がある。
写真の境内社の左手に立つのは石造の顕彰板で、何故か立派なものであった。(写真)