27日、いつもの四人組で東京の寺社廻りに出かけた。
今回は帝釈天をメインに、その参道のお店で反省会をという趣向。
予定としては常磐線金町駅に集合、タクシーで水元公園近くの南蔵院で降りて、寺社を廻りながら金町駅まで歩いて戻り、京成線で柴又駅に行くというコース設定。
行きの電車の中で地図を良く見ると、葛飾区の一番北はずれに遍照院があり、今回行かないとここだけがポツンと残ることに気付いた。
急遽、皆なと相談の上、タクシーでまず遍照院に行き、そのまま南蔵院まで乗り継いでゆくことに決定。
今回は帝釈天をメインに、その参道のお店で反省会をという趣向。
予定としては常磐線金町駅に集合、タクシーで水元公園近くの南蔵院で降りて、寺社を廻りながら金町駅まで歩いて戻り、京成線で柴又駅に行くというコース設定。
行きの電車の中で地図を良く見ると、葛飾区の一番北はずれに遍照院があり、今回行かないとここだけがポツンと残ることに気付いた。
急遽、皆なと相談の上、タクシーでまず遍照院に行き、そのまま南蔵院まで乗り継いでゆくことに決定。
65遍照院
山号 仏生山 寺号 和銅寺
宗派 真言宗豊山派
創建 和銅元年(708年)または和銅3年
本尊 不動明王、両童子像
住所 葛飾区水元5-5-33
山号 仏生山 寺号 和銅寺
宗派 真言宗豊山派
創建 和銅元年(708年)または和銅3年
本尊 不動明王、両童子像
住所 葛飾区水元5-5-33
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/69/eb/j/o0292038914527129446.jpg?caw=800)
参道は長く、両側には樹木が植えられている(写真)。
木造山門を入ると六地蔵、左手には幼稚園を併設。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/38/e4/j/o0389029214527129454.jpg?caw=800)
東京では珍しい和銅年間の開創という古刹であり、寺号もずばり和銅寺とは嬉しい。
1572年に中興されたが、その後も再度の洪水、火災に遭ったとのこと。
せまい境内には木造本堂(写真)、太子堂、庫裏などが建つ。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/27/16/j/o0292038914527129459.jpg?caw=800)
異形板碑(写真)は高さ136cm、阿弥陀種子が刻まれている。
また上部が高く残されているのが特徴。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/3c/13/j/o0389029214527129471.jpg?caw=800)
みんなで境内を見ていると、幼稚園の送迎バスの運転手が近づいてきて、庫裏の近くに古い水盤があると教えて頂く。
すると住職が出てこられて寺の歴史などを語って頂いた。
この水盤は1677年の銘があり、形式も古いものとのこと(写真)。
66南蔵院
山号 業平山
宗派 天台宗
創建 1348年 林能
本尊 釈迦如来座像
住所 葛飾区東水元2-28-25
山号 業平山
宗派 天台宗
創建 1348年 林能
本尊 釈迦如来座像
住所 葛飾区東水元2-28-25
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/d5/f8/j/o0389029214527129475.jpg?caw=800)
木造山門を始めとした堂宇は比較的新しく、また立派である。
写真は白塀を廻らした山門(写真)。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/39/d8/j/o0389029214527129491.jpg?caw=800)
境内に入ると左手に本堂があり、堂前に植えられた松の枝ぶりが良い(写真)。
本堂の左並びに寺務所がある。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/56/de/j/o0292038914527129499.jpg?caw=800)
この寺は「しばられ地蔵」で有名である。
まさに縄でグルグル巻きにされた地蔵(写真)があり、傍には一本100円で縄を売っている。
願い事をして地蔵に縄を巻き、願いが叶うと解きにまた来るという。
これだけグルグル巻きのままということは、願いが叶わないことが多いということなのかな。
この地蔵には大岡越前守お裁きの逸話も残る。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/67/14/j/o0389029214527129511.jpg?caw=800)
「しばられ地蔵」の左右には地蔵堂、六角の太子堂などあり(写真)、また境内には鐘楼、藤棚などもある。
また裏手は、植栽が庭園風にしつらえてある。