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バス停中社で下車。
まずは腹ごしらえと、中社の右手にある有名店「徳善院蕎麦極意」に。
真ん前にあるこれも有名店「うずら家」が定休日ということもあり、30分以上も待たされる。
我々は食事で待つのは嫌いだが、ここだけは辛抱強く待つ。
女房殿は「なごみ定食」(写真)、私は「蕎麦がき」と季節のテンプラ盛り合わせを注文する。
手打ち蕎麦も蕎麦がきも美味しかったこと、美味しかったこと。
蕎麦よりもうどん党の二人だが、この蕎麦には脱帽。

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中社は戸隠神社五社の中心でもある。
訪ねたこの日は、ちょうど七年に一度の式年大祭の最終日であった。
しかし参拝者、観光客は意外と少なくゆったりと参拝することができた。
樹齢800年の三本杉を初め、杉木立が美しい。
写真は大鳥居と石段。そびえているのが三本杉。

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大鳥居の右側で、蕎麦屋の入口近くに茅葺の建物があった(写真)。
何だろうと思っていたが、よく調べるとすぐ上にある五斎神社の拝殿とのこと。
ある時、天台と真言宗の論争の末、天台宗の僧宣澄が暗殺され、そのたたりを鎮めるため祀ったとのこと。

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石段を登ると、重厚な唐破風入母屋造の社殿が建つ(写真)。
祭神は、岩戸神楽を創案し岩戸を開くきっかけを作った「天八意思兼命」で、知恵の神様。
しかし境内には社務所、神輿倉があるほかは、ほとんど建物はなく、思っていたほどには大社の雰囲気は感じられなかった。

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この後、時間があるので一人で再び奥社まで歩く。
途中、バス停植物園前のところに水芭蕉が群生していた。
写真はその途中、戸隠連峰を写したもの。

ガラガラの高速バスに揺られ、約1時間で長野駅に到着。
だが長野から松本までの列車が超満員で、結局立ち通しであった。
ご開帳への人出のためであろう。
松本駅から松本電鉄に乗り、お馴染みの穂高のホテルに到着。
温泉露店風呂にゆっくり浸かり、二日分の疲れをとり熟睡。