23区の好きな寺社めぐりも始めてから早いもので、今回4月18日で四回目。
いつも三人組で廻っていたが、今回はIさんがゴルフで足首を捻挫したとのことで欠席。
地下鉄丸の内線方南町駅にてKさんと待ち合わせ。
改札出口が前後にあるため、連絡に少し手間取る。
ここから近い東運寺だけ残していた。

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22東運寺
宗派 浄土宗
山号 念仏山
創建 1573年に一安上人が念仏堂として始めた
本尊 阿弥陀如来
住所 杉並区方南町2-5-4
木像山門は田村右京太夫の江戸屋敷の脇門を移築。そのため浅野内匠頭も通ったのではと言われている(写真)。

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当寺は別名「釜寺」と呼ばれる。なるほど本堂の屋根の上に大きな釜が乗っかっている(写真)。なぜなのだろうか。
一俵の米が炊けるほどの大きさとのこと。
本堂は新しく、山寺風。
大正11年に入谷の東運寺と合併した。

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境内には樹木が茂り、石仏、石碑なども点在し渾然とした感あり(写真)。
本堂に安置されている地蔵尊は「身代わり地蔵尊」と呼ばれ、安寿と厨子王の護り本尊だったとの伝あり。

ここからタクシーに乗り、京王井の頭線西永福駅の踏み切りを越えて、神田川沿いに位置する下高井戸八幡神社を訪ねた。

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23下高井戸八幡神社
祭神 応神天皇
創建 1457年 太田道灌
住所 杉並区下高井戸4-39-3
境内は結構、樹木が茂り古社の面影を残す。
写真は鳥居からの境内の眺め。

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古い木造社殿は1847年の再建(写真)。
昭和初期の宮司が、面芝居としての神楽の元締めをしていた。その関係で古い面も残る。
またかってこの地は「高井戸きゅうり」の産地として多く栽培されていたとのこと。

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社殿の右手に神楽殿があり、さらに土蔵のような神輿庫が四つ並んで建つ(写真)。
神輿庫でこんな土蔵が四つ残っているのも珍しい。
その他、境内には稲荷社、天祖神社、御嶽神社、祖霊社などがある。

続いては西永福駅近くの理性寺を訪ねる。