私の母、のんちゃんの卵巣がんの記録です。
2023年10月2日
8:45 卵巣腫瘍摘出術
以下の術式予定
・両側付属器切除術
・腹式単純子宮摘出術
・大網切除術
・迅速検査
検査結果により
・傍大動脈リンパ節郭清
・骨盤リンパ節郭清
も実施予定。
最短2〜3時間
最長6〜7時間
(共に麻酔は除く)
待機家族は1名と言われたので、
私が付き添い。
朝8:00迄に病棟へ…と指示。
月曜なので、付近の国道を渡る道路が渋滞…
5分遅れで到着。
病棟自動ドア前に何故かのんちゃんがいる…
のんちゃん、
洗濯物を託したい&杖を受け取りたい
でEVホールの通話エリアに通話帰りに
丁度会えた❗️
もう、術着に着替えて準備万端
「あのね…」
とのんちゃん
何?何?
「ちょっと涼しくなって来たじゃない?」
うんうん
羽織ものが欲しいのかい?
「みっちゃんにニットのベスト
出してあげてくれる?」
みっちゃんの心配かい❗️
ここを開けると、
何番目の引き出しに入ってるから…
と細かく指示。
「オッケー、オッケー👌お任せあれ」
こんな時でも気になるのね…
自分の心配ばっかり出来ない状況。
でも、自分の事ばっかり考えるのも
キツイから丁度いいのかも…
お家の中の事を申し送りをして、
軽く雑談していると、看護師さん
「のんちゃん、
そろそろ病室へ戻って下さいね〜」
とお声がけ。
本当は面会も出来ないものね。
たまたま偶然バッタリ
会っちゃったからお許しを…
8:30頃、看護師さんデイルームにやって来て
「のんちゃん、手術室に向かいますね」
とお声がけ。
のんちゃんヘアキャップを被り杖をついて
手術室へ…
のんちゃん
「ウフフ、歩いて行くんだって」
私
「杖必要だったね」
では行ってらっしゃい
とお見送り。
この新館の病棟から幾度も
我が父、我が夫を手術室に見送りましたが、
まさかのんちゃんもここから手術を
受けに行く事になろうとは…
なんとも言えない気持ちに…
ここから長〜い1日が始まります。