スクンビッドから車で40分、バンコク郊外にクレット島という川の中洲にできた島がある

アユタヤ王朝末期からバンコク王朝初期にかけてモーン族が移り住むようになり、現在は先祖代々から伝わる陶器やお菓子作りのお店や、サイクリングや川沿いのカフェで島を楽しめる観光地になっている

 

雨季に入った今、バンコクの天気は曇り空の日も多い

時折濃く黒い雨雲に覆われるとポツポツと振り出した雨は突然のスコールになったり、遠くで雷鳴が響き渡ったりと不安定な時もあるけど、昼間でも日本の真夏ほど日差しの威力はない

夏季より湿度は高いも、観光にはほどほど良い天気

 

そんな日にクレット島まで”小トリップ”に出かけた

クレット島に渡る渡し船のでるワットサナムヌアのゲートまでは車で

そこから船で3分、すぐ島の玄関口へ

島に入ると、タイの田舎らしいのどかな風景が続く

 

祭壇が立ち並び、島の名産、素焼きの工房、色とりどりの手作りお菓子や天ぷらのようなお惣菜、野菜を売る屋台…屋台の裏には、そこに住む人々の家があり、島の暮らしも垣間見れる

中には”ホームステイ 1日◯バーツ”の看板も

露店の後ろに見えるおそらく店主の我が家には

家族のシャツ一枚で寝転がり、テレビをみるおじさん、

子供たちに食事を食べさせるお母さんの姿がある

ここでホームステイしたら、以前好きだった番組、”世界ウルルン滞在記”みたいな生活が送れるのかも

 

サイクリングはせずに、川沿いのカフェでお茶をしながらゆっくりお店やワットを散策すること2時間ほど

バンコクの喧騒から離れたのどかな島散歩、昔ながらのタイ人の生活を感じ、静かな島時間の休日を過ごした

 

島の形を形どり、素焼きを貼ったオブジェ