午前中は岡部のミニ盆栽展示会で午後海へ撮影に出掛ける予定でした。
現実は朝から岡部の展示会会場へ行って入口のマネキンにあいさつして無視され
軽く傷付いた上で展示会は翌週だったとゆう、愉快な1日の始まりでした(@ ̄Д ̄@;)
疲れを忘れるつもりがいきなり疲れ倍増です。
嫌な予感がしますが気を取り直して午後早く、持ち物をカゴにセットしカメラも持った、
盆栽とかえるさん連れていざ海へ♪
みんな航空祭に行ってるから海は空いてるだろうと思いましたが… 駐車場満車 笑
そうなのね、あ、この海からも多少は航空祭も見えるんだ…
てことは海にもぼちぼち人居るね。
少なそうですか、けっこう居るんですよ。
でもこの日を逃すとカツカツなので仕方ありません。
下に降りてとりあえず盆栽だけセットし、カメラの画面見てみると海、空がまともに映らない。
画面ほとんど石です 笑
海に来てる感じが全く出ませんでした。
となるとある程度高い位置からじゃないとダメなので、色々試してこの矢印のライン上で確定。
テトラが映ってしまうのはもう避けられないので、
海降りる階段だとか人だとかが映らないように、
かなり微妙にずらしたりしながら盆栽とかえるさん配置。
この時点で多くの人にジロジロ見られてます( ̄ー ̄;
他人から見ればよくわからない小さい植物のようなものとかえるの置物を置いて
写真撮ってはそれらを数センチ動かしたりと
繰り返しゴソゴソやってる女子が一人、怪しいこと限りなし。
もう、どっかの何かの芸術家とでも思ってもらえればいいと思いました。
大体ここかな、と思った位置からほんの少し左に角度を振ると海へ降りる階段が映ります。
もっと左に行ってしまうと人だらけ。
少し右に角度を振ると、移動しそうにない家族連れが映ります。
さらに右へ行くとテトラの映り方が盆栽を邪魔し過ぎます。
やっぱここしかないな~。
ちょっと右に角度を振った感じの写真。
移動しそうにない人写ってます、とゆうより微妙に逆光になる、鉢がまともに映らない、ヤバイ( ´(ェ)`)
盆栽、地板、かえるさん、砂などの配置をちょいちょい変えながら
撮る、ずらす、引きで撮る、ずらす、角度変えて撮る、
人通る、見切れる、フレームから外れるまで待つ、人通る、外れるまで待つ…
かえるさんを見切れさせるか否かも色々やってみる…
↑ちょっとした上下の角度でも画が見辛くなりますね。
これは上の写真より自分が左後ろに下がって撮った感じです。
ずっと中腰でしんどくなって来る(TωT)
そのうち海にいる子供が「クレイジーだよ!」と
その子のマイブームであろうセリフを連発、
タイミングが良すぎますよ。
後ろを通る中高生女子が「渋すぎる~」
…これっすか?
また人が降りて来た、カップルね。
…
…
…
…
…バカップルです。
エキストラは呼んでません。
下がって夜光モードでフラッシュ焚いてみたところで映るし。
だいたい、夜っぽくしたいわけじゃないし。
長居するんですよね~~ヽ(;´Д`)ノ
早くハケて違うところでどうぞご自由にイチャついてくださいませ(自己中全開モード突入)
彼らを映らないようにするには、このようにかなり下から目線で撮ることになるんです。
この角度は違う。
いきなり海だと何かね、あと貝殻目立ち過ぎだし。
一瞬「彼らを入れた構図で行く?」なんて思いましたが
いやいやいや…、どうした私、ないない。
こんなことでもたもたしてると終いには
「ちょっといいですか?」とウォーキング中のおじさん。
「これは好きで自分でこうしてやってるんですか?」
「はい、そうです(ニッコリ)」
全く気持ちに余裕がない状態なのでYES、NOだけ。
「そうでしょうね~、こうゆうのがあるんだね~、なるほどね~」
何をどう質問していいのか分からない状態と読みましたが
ご納得されて何よりです(?)
撮影のための「晴れ待ち」まではしなくても
「カップル移動待ち」はせざるを得ないようです。
一旦カゴに全てしまって休憩…黄昏の時間ですよ。
カゴ持って散歩してるくらいならまだいいけど
このセットのまま横で海眺めてりゃアブナイ香りがしますので( ̄∇ ̄)
そんなこんなで、移動待ちの黄昏カメラマンをやって
集中力もどこへやらでもどうにか撮影を終え(疲れて若干諦めた感アリ( ̄_ ̄ i) )、
変な疲れと期日に間に合ったという安堵感、海月鉢盆栽、かえるさんと家へ帰ろうと思いましたが
家へまっすぐ帰れないという残念エピソード 笑
自ら乗り突っ込みの趣味などありませんが突っ込みどころ満載の一日でした(T▽T;) (その日の記事はこちら)
撮ってる時は気付かなかったのですが、後で写真見て思ったのは
貝殻の色もサイズも主張し過ぎて焦点ブレるので要らなかったな、とか
この構図で地板は必要だったのか、とか
逆光恐るべし、とか思っています(;^_^A
一つ写真撮るにも気を使うもんだな、難しいんだなって実感。
そう考えると実際の展示会で席飾りなさる方が何点もあわせて全体で物語を作って
一席としての調和をとるのは毎回どんなに悩ましいんだろう、とも思いました。
Web展示会のおかげで海月鉢も仲間の居る海に来れたし、
かえるさんも多くは語りませんが感慨深そうだったし、
私も恥ずかしい思いしながらもこの一枚の為にあれこれ考えるところからずっと楽しかったし、
色々勉強になりました(*^^*)
最後にヨレヨレのクジャクシモツケは潮風でこうなった、
というフィクションをこじつけておきます(・∀・;)
第4回Web展示会はこちら
「海の向こうにワタクシの故郷…懐かしい香りがしました。」