何があったかは端折り、さもしい心になっていたテノリですが、こまりとくっついて眠り、さらに陽だまりのような友人たちに癒され、気力が湧いたのでカメラを持って雨の中バラ園に行ってきました。

家を出る時、これは無理?って土砂降り。でも天気予報では2時間以内に曇りになる予報。バラ園最寄りの駅でバスを待つ。家からのバスが渋滞で予定通りの電車に乗れず、バスの待ち時間30分も。

ところでこの日のテノリの服装ですが、バラ園に行くのだからオシャレしたい女心はあったものの服を気にせず膝を着いて撮りたいし、雨がたとえやまなくても撮りたいので結局上下防水服。しかも膝丈までの長靴。とどめは、2つのカメラで撮りたいのでラクにとっかえひっかえ出来るようにリュックでなく、ショルダーで、歩いて揺れるとうっとうしいので、えーいと釣り用のウエストに固定ベルト付きのやつ。階段を下りながら、うん、これって何かさ、バラ園行くっていうより野池にフナ釣りに行くかっこだよな、と。

バス停で待っていたら、続々とオシャレな服を着たお姉さまたちがやって来る。暇なので、聞かれたバスの時刻を伝えるついでにテノリからお喋りを仕掛ける。途中雨がザバーっと振り出す。降ってきたわね、どうしようかと騒ぐマダムたち。逆口のコンビニでカッパ買って来るべし!と助言したけど誰も買いに行かない。そりゃそうだ、オシャレしたのにダサいカッパ着ないよね。誰もテノリの仲間にならんのか!!!

到着。着いたら雨はすっかりやんでいました。すると私、浮くなw

草ぶえの丘バラ園は、アメリカのグレート ローザリアンズ オブ ザ ワールド プログラム(舌噛むな)から殿堂入りバラ園の表彰を、そして世界バラ会連合から優秀庭園賞を受賞。このダブル受賞は、アジアで唯一のバラ園なのだそうです。

ささ、バラを撮ろうと思ったら、みんな雨の雫の重さで下を向いていました。

では、と方針を少々変えて、雫も主役にしながら撮りましょう。

 

雫の中のバラ園。

花を近くで撮るのはテノリ的にはタムロンマクロ+ペンタの圧勝と感じました。もちろん、キャノンマクロの特質にあった撮り方をテノリが出来ないだけですが。

そんなわけで、遠景はキャノンで花アップはタムロン+ペンタで。

 

 

蜂さんにしてみれば、ごちそうの園だよね。

 

 

 

雫キラキラ、私に似合うでしょ。

 

この花が一番気に入った子!

 

 

うーん、芸の無い撮り方だなぁと思いつつ、こうゆうとこですの紹介でアップ。

昨夜テノリが心の中でこぼした涙は、

周囲のめっちゃ美しい花々が受け止めてくれた。

感謝しています。

いつもありがとう。

このバラ園は、サークルの先輩が私がサークルに入りたての頃に連れてきてくれた思い出のバラ園です。一緒に撮って歩いて帰り際、「撮った写真を見せてみろ」カメラを渡すと、「遠足行きましたって証拠写真だな」と容赦のない辛口感想。露草1本だけが写っている写真で例会1位、千葉読売コンテストで知事賞の先輩に言われるとぐうの音も出なかった。あちこち連れて行ってくれて、ご飯もいっぱいごちそうになった。よその人に、うちの娘と言ってくれる。私の大恩人の1人です。

このブログ、先輩見てくれるかな。また辛口感想だろうな、わははは。

 

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。