共鳴の達人になるボイストレーニング——「み」で共鳴を捕まえる | 声美人は恋愛上手――言語戦略研究所の齋藤匡章が教える、発声と話し方が人間心理に及ぼす影響

共鳴の達人になるボイストレーニング——「み」で共鳴を捕まえる

●「み」で共鳴を捕まえる

それでは、「共鳴の達人」になる発声トレーニングに入りましょう。

「み」で伸ばします。

このとき、母音が「い」になりますが、唇を横に引かないように気をつけてください。

口を横開きにすると、共鳴は無残にも逃げてしまい、平たくて子どもっぽい声になります。

「う」に近い、しかし強く突き出すのではない、横から軽くつまんだような「い」の形を作りましょう。

力みが入るのは、どんな場合もマイナスです。美しいベルカントに「筋力によるパワー」など要りません。

唇や喉などの「発声器官」に力みを感じたら、必ず何かが間違っていると思って、あらためて調整してください。

「み」で伸ばしながら、口蓋(口内の天井)で響きを捕まえます。

このとき、喉の奥にこもらせないように気をつけて。

一般の人が「オペラ的な声」と思っている、うなるような声は良くありません。

明るい響きを心掛けましょう。