ごきげんよう。
私は最近、精霊について書かれた本を読みました。西洋で《天使》といわれるもののことを東洋では《ディーバ》というそうです。その本の中で、木のディーバはこう言っています。

私たちはこの世界の皮膚です。私たちを取り去れば、地球全体が機能できなくなり、干上がり、死んでしまいます。

この本は今から39年前に書かれたものです。それでも今、出会ったということに重要な意味があると考えました。それならば、今の私にできることは何だろう?と調べてみました。

・日本産の一般的な割り箸は木材を使用した後に出た残材や、健全な森林を維持するために行われた森林整備で生じた間伐材を有効利用したものである。片や海外製品は輸出するためにわざわざ自然破壊をして木を伐採したものである。

・日本産の木材を使用した物を使用するということは、日本の林業を経済的に支えることになる。それにより森林整備のためにその資金を投じたり、高齢化の進む林業従事者の育成に繋がる。

・森林維持のためには、ただ生やしっぱなしにするのでは無く、間伐するなどの整備をして健全な状態にする必要がある。

・木を植える→収穫する→製品にする→購入する→その資金で木を植える、というこのサイクルを作る必要がある。

・森林は経済的効果だけでは無く、治山、治水、水質の保全、大気の浄化に貢献している。


少し調べただけでも、これらのことが分かりました。私は今まで〝木〟についてあまりにも無関心で、無知だったなぁ〜と反省しました。どこそこの御神木にはこのご利益があるとか、そんなことばかりで、自分が恥ずかしくなりました。なので、私はこれから少しずつでも、木のディーバについて、木を含む環境問題について学んで行きたいと思います。
それではごきげんよう。