ごきげんよう。
私のお気に入りのお菓子のひとつにビスコがあります。ちょっとだけお菓子を食べたい!という時に丁度良いのです。今はいろいろなお味で商品展開されていますが、結局こういうのはその元となったものが一番なんだよね〜と過去の経験知からクリームサンドしか食べたことはありませんでした。先日、お安くなっていたこともあり初めて小麦胚芽入りを食べました。一口食べてもう衝撃を受けました。旨い!大好き!と…。以前、ある本に人間だけでは無く、全ての種に同比率で保守派、革新派がいるようなことが書かれていました。例えば未知のキノコがあったとして興味津々で食べる人もいれば警戒して食べない人もいます。これに善し悪しや優劣は無いそうです。何故ならばもしそのどちらかしか存在しないとすると、もしそのキノコが毒キノコで、とりあえず食べちゃう派だけだったら、その種は全滅してしまいます。逆に怖れて食べない派だけだったら進化せずに滅びてしまいます。みんなちがってみんないいと金子みすずさんの詩にもありましたね。そう考えるとバラエティー豊かなキャラクターが出てくる猿蟹合戦や桃太郎のお話しは深かった。個人では無く広い視野で物事を捉えてみると面白いものだなぁ〜と思います。ちなみに、年長者が人にものを教えたがるのも知識の伝承で、やはりその種を絶えさせないための本能のようなものらしいので右耳から左耳へ〜で良いので聞くようにしたいと思います。私のお節介も種を絶えさせないための本能なのかも知れません。ビスコから壮大な話になりました。
それではごきげんよう。