『 髑髏城の七人 』 | Darkside of the Moon

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こんにちは、ジュンです。


劇団☆新感線の舞台、『 髑髏城の七人 』 を観てまいりました。

1990年初演以来、4回目の上演。

前回から7年を経て、内容も一新した作品です。


Darkside of the Moon-髑髏城の七人

  信長亡き後、秀吉が天下を統一しようとする中、

  乱世の楽しさが忘れられない天魔王(森山未来)率いる関東髑髏党は、

  関東制圧を企み、殺戮をくりかえしていた。

  ある日、兵庫(勝地涼)率いる関東州荒武者隊は、髑髏党に襲われている村を通りかかり、

  村人を助け応戦するも、逆に窮地に追い込まれる。

  そこへ、捨之介(小栗旬)と名乗る若者が現れ、一気に髑髏党を叩きのめす。

  村の生き残った娘たちを連れて兵庫と捨之介が向かった先は、

  噂に名高い極楽太夫(小池栄子)がいるという関東一の色里、

  無界屋蘭兵衛(早乙女太一)が取り仕切る“無界”の里だった。 ( SHINOBU's theater review より)



劇団☆新感線に関しては、本当に初心者で、

今まで上演されていた3本(実質4本)の 『 ドクロ 』 を観ていない管理人は、

何の前知識もなく観てきたのですが、本当に楽しかったです!!!


開幕、暗転の中、雨音に導かれるようにオープニング。

一気に引き込まれ、20分の休憩を挟んで約3時間半が、

あっという間の時間でした。



信長に仕えていた捨之介、天魔王、蘭兵衛が、

信長亡き後、それぞれの立場で生きている。

そこに繰り広げられる人間模様と、

そして、一番の見所は殺陣の素晴らしさ!!!


小栗旬の荒削りだけど若さ溢れる殺陣。

森山未来のきりっとした正確無比は殺陣。

早乙女太一の美しく華のある見せる殺陣。

三人三様、見事な殺陣を見せてくれます。


そして、管理人的には森山未来が素晴らしかった。

天魔王の非情さ、弱さ、哀しさが、

2階席の一番後ろまでしっかりと伝わってきました。



そして、今回女性陣もまた、見事!

小池栄子の存在感は、もう「ごめんなさい! と平伏してしまいたくなるほど。

仲里依紗も殺陣を初め頑張っておりましたが、

かなり喉をやられているようで、擦れた声が少々気の毒なくらいでした。

腹から発声できている小池姐さんとの各の違いでしょうか・・・

それでも、きっと仲里依紗は魅力ある役者になるでしょうね!!



そんなこんなと言ってまいりましたが、

この舞台の一番の盛り上がりは、カマで戦う兵庫の兄のお百姓の場面です!

いやはや、このカマの扱い、見事ですよ、ホントに (ノ゚ο゚)ノ

劇場中、拍手の嵐!!!!!

小栗旬も、森山未来も、早乙女太一も、

ぜ~~~~~んぶ持って行かれてしまったと言っても過言ではない、

素晴らしいカマ捌きでございました。



もしチケットが取れるのならば、もう一度観たい・・・

だけど、当日引換券まで売り切れているみたいです・・・

残念 (>_<)




おまけとして、天魔王が蘭兵衛に麻薬を飲ませるシーン・・・

口移しでございます ( ´艸`)ムフ

これは、「 ゲキ×シネ 」 で、しっかり見なくてはいけませんね(笑)