フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


先日、渋谷Bunkamuraで開催されている、

『 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 』 を見てまいりました。


Darkside of the Moon-フェルメール


  3月3日からの開催。

  場所も渋谷ということで、

  それほど混んではいないかと思っておりましたが、

  平日の昼間でありながら、思ったより混んでおりました。

  上野などと違い、修学旅行の団体などもいないのに、

  人気なのですねぇ~



フェルメールと全面に打ち出しておりますが、

フェルメールの作品は 《地理学者》 一点のみ!

後は、ドイツ・フランクフルトにあるシュテーデル美術館のコレクションから、

95点の作品が展示されておりました。

ドイツの美術館でありながら、ネーデルランドに近かったため、

17世紀のオランダ絵画とフランドル絵画が所蔵されているそうです。


この時代の作品は、光と影のコントラストが好きです。

そして、細部まで繊細に描かれた作品の中に見え隠れする、

当時の人々の生活を見るのが、好きです。



メインとなっているフェルメールの《地理学者》

絵画としても見ごたえは十分なのですが、

当時のオランダ大航海時代を思わせる数々のものが、

この絵の中に描かれております。


地球儀・コンパス・分度器・地図・・・

そして、この地r学者自身が着ている上着が 「ヤポンス・ロック」と言われ、

日本との交易によってオランダにもたらされたものだそうです。

17世紀、すでに鎖国の時代を迎えていた日本ですが、

オランダを通して確実に世界と繋がっていたことが分かります。



管理人としては、アールト・ファン・デル・ネールと言う画家の描いた、

夜景の作品がとても気に入ったのですが、

管理人が気に入った作品は、ほとんどの場合、

ポスターとか、ポストカードになっていないのです・・・

今回も、探したのですが予想通りありませんでした。

どうも、マイナーな作品に惹かれてしまうようです。



そのほか、レンブラント、ヤン・ブリューゲル親子などの作品もあり、

かなり見ごたえのなる作品展になっておりました。


5月22日まででございます。

もし、機会があったら足を運んでみて下さい!