【 悪夢のエレベーター 】 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


なぜか気になる斎藤 工が出演しております 【 悪夢のエレベーター 】を観てまいりました。





   ふと目を覚ますと、小川 順(斎藤 工)は停止したエレベーターに閉じ込められていた。

   ここは、とあるマンションのエレベーター内。

   小川は、愛人の部屋から産気づいた妻のもとへ駆けつける途中だった。


   小川と偶然に一緒に閉じ込められていたのは、

   刑務所帰りの関西弁を話す男・安井三郎(内野聖陽)。

   ジョギングに行く途中の人の心が読める超能力者・牧原静夫(モト冬樹)。

   自殺願望を持つゴスロリ少女・愛敬カオル(佐津川愛美)。


   非常ボタンは不通、携帯電話は電池切れ・・・

   4人は、無事にエレベーターから脱出できるのだろうか!!!


   しかし、いろいろお互いに語るうちに、どこか、腑に落ちないところが・・・

   そんなところを残しつつ、話は意外な展開に!



いわゆる、密室型サスペンスコメディーでございますね!

ところが、そう思って観ていると、突然違う方向へ動き出すのです (ノ゚ο゚)ノオー

このタイプの映画には、【 キサラギ 】 という秀作がありますし、

意表をつくどんでん返しは、【 アフタースクール 】 が見事でございました。



エレベーターの中での密室劇では、それぞれのキャラクターを前面に押し出さないと、

とても退屈な画になってしまいます。

この映画、閉じ込められた4人を、それぞれの役者がとても個性豊に演じております。

管理人の気になっている、斎藤 工くんも、

いろいろ観た作品の中では、群を抜いて生き生きと動いておりました!

いいです、この作品の彼は・・・ ( ´艸`)ムフ


そして、さすがに内野聖陽は上手い!

エレベーターの中での彼と、その先に訪れるどんでん返しの後の彼とを、

見事に演じ分けております!


と、書いてしまうと、何があったのか・・・? と、なってしまうのですが、

この先はネタバレになってしまい、この手の作品では禁物ですので、

秘密でございます(笑)


ただ、【 キサラギ 】 にしても、【 アフタースクール 】 にしても、

作品を観終わっ後、すべてが分かってスッキリ爽やか!! であったのですが、

この作品には、それを求めないで下さい・・・


少々、後味の悪さと、切なさが残りますので・・・

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)/木下 半太
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