【 アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 】 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


日韓米のイケメン俳優が共演するということで話題の、

【 アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 】を観てまいりました。

実は管理人、イ・ビョンホンが非常に苦手でありまして、

ちょっと、心配になりながらの鑑賞でございました (;´▽`A``





   他人の怪我や病気を、自分のものとして受け入れるこの出来る能力を持つ、

   シタオ(木村拓哉)が、失踪した。

   彼の父親から捜索依頼を受けた、元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハーネット)は、

   彼が最後に確認された地、フィリピンのミンダナオ島に向かう。

   しかし、シタオはすでに香港にいるらしいとの情報を得て、

   クラインも、香港へ向かう。


   香港では、マフィアのボス・ドンポ(イ・ビョンホン)が、子分の裏切りに合い、

   溺愛する恋人リリを拉致される。

   そこでの銃撃戦に居合わせたシタオは、リリを助け、自分の小屋へ連れてゆく。

   薬漬けになっていたリリの、強い禁断症状の苦しみを我が身に引き受け、

   シタオはリリと共にそれを乗り越える。


   そんなこんなで、シタオは、クラインとドンポの両方から追われることになるのだが・・・

   



と言う感じで、時間をおいてゆっくりと振り返ってみると、

とりあえずのストーリー性は見えてくるのですが、

一言感想といたしましては、


   『 ???? 分らん・・・ 』


おバカな管理人には、この監督が何を言いたくて、

この訳の分らない作品を作ったのか、理解不能でございます (;´▽`A``


主になるストーリーの中に、次々と放り込まれる過去の映像・・・

断片的に、唐突に放り込まれるので、それをつなぎ合わせながら、

シタオやクラインの過去を、探っていかなければなりません。

主になるストーリーも、エピソード一つ一つにつながりがなく、

どうしてそこへ飛ぶんだ・・・?

という疑問が、常に付きまとっておりました。


そして、ドンポに関しては、何のためにここにいるの? な感じでございます。


どうやら、シタオが持っている特殊能力が、

キリストの受難を表し、十字架に貼り付けにされる姿が、

何かを象徴しているのでしょうが、

最後には、自身が救われるという展開になっており、

  『 いったい、何・・・? 』

としか、言えない作品でございました



そして、

クラインが刑事時代に追っていた、猟奇殺人の現場・・・

シタオがミンダナオ島で体験した、能力の降臨・・・

他人の痛みをわが身に受ける苦痛・・・

意味もなく繰り返される銃撃戦での流血・・・


次から次へと、流れ続けるグロテスクな映像は、

綺麗なイケメン俳優を目的に観にきた方には、

かなり、苦痛だったのではないかと思われてなりません。


普通だったらこの映画は、絶対に単館上映にる内容だと思います。

ただ、木村拓哉をはじめとする、イケメン俳優の出演や、

諸々の大人な事情により、

拡大公開されたのではないかと、想像されるのです。


劇場にいる観客層を見ますと、単館系の映画館には絶対にいらっしゃらないような、

50代・60代の奥様方のグループが、かなりの割合を占めておりました。

その方たちが、あの映像を直視できたのだろうかと、正直心配でございます。


その手の作品を、結構観ております管理人でさえ、

これは、かなり凄いかも・・・ と、思ってしまった作品ですから・・・ (^▽^;)



イケメン見たさに足を運ぶと、とんでもない映像を見ることになりますので、

これから劇場へ行こうと思っていらっしゃる方は、ご注意くださいませ m(_ _ )m