少しずつ自信をつけて、人はようやく生きてゆけます。
人は強くありません。とても弱い生き物です。
昔から自然の営みなどで占いたくなるほど、自信がなく何かを頼りにして生きたい生き物です。
この世に全面的に頼れるものなど何一つありませんから。
でも、生きているうちに色々な経験を積んで、少しずつ自信をつけていくから、
人はようやく生きていけるのです。
また、自分の根は、自分が今まで触れてきたすべてでできています。
置かれた境遇の中で、様々な知識や経験を吸収し、自分を形成します。
自分には、社会的に精神的に肉体的に生きてきた歴史がつまっています。
悪人はいても完全な悪人はいませんし、善人はいても完璧な善人は存在しません。
殺人を犯した悪人でさえ、何処かの誰かに優しくしたこともあったでしょう。
人は必ず卑怯な側面も良心的な側面も持ち合わせています。
良い側面ばかりでなく悪い側面もまた人間らしさのひとつです。
そんな部分も愛せる余裕が、人を成長させます。
最近は競争社会な世の中で、鬱になったり、自殺してしまったりする人もいます。
しかし、大切なのは人との競争の中で生き抜くのではなく、愛するから生きることなのです。
自分より大切なものができると、人は強くなれます。
100歳以上まで生きたいなんて、思ったこともなかったですが、今は生きてみたいなと思います。
客観から達観に変わっていくそうです。
