教室では、4歳のお子様から、シニアのかたまで、楽しんでいただいています。
それぞれのレベルで、レッスン回数など、希望に応じたレッスンをしています。
些細な質問などでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。


一つの曲に、いろんな種類の楽譜があるのはご存知ですか?


楽譜には、大きく分けて2つの種類があります。

1つは原典版と呼ばれるもので、作曲が書いたものをできるだけそのまま楽譜にしたもの。

Urtextとついてます。

大概、値段も高いです。

作曲家の意思が一番よく反映されている楽譜です😳


もう一つは校訂版と呼ばれるもので、

いろんな人(有名な演奏家や先生)が

演奏しやすいように、ボーイングを変えたり、指番号をつけている楽譜です。


普通、皆さんが使っているの校訂版だと思います。


校訂者によって解釈もそれぞれなので、

校訂版の楽譜同士でも、内容が異なります。

そして原典版よりも安価で手に入れることができます。


「同じ曲なのに、そんなに違いがあるの?🙄」って思いますね。


ちょっと乱暴な例えだと思いますが、わかりやすく言うと


源氏物語🎎


紫式部が書いたものが、原典版です。

でも、今の私達には、読みにくいですよね。

だから、現代語訳を読みます。

瀬戸内寂聴、円地文子、谷崎潤一郎、与謝野晶子など、

みんな同じ物語を書いていますが、それぞれ個性がありますよね。

でも、本当に紫式部の考えを知りたい時は、古典を読まないといけない。

そんな感じです。


新しい曲を弾く時、

私自身も原典版と校訂版を見比べます👀

校訂版もできるだけ2.3種類揃えます

指番号を振る作業、ボーイングを考えるって、結構大変ですよね😵‍💫

特に、難しい所は、少しでも弾きやすいように

校訂版の楽譜を見比べて、

「なんか、いい方法ないかなー」

「難しいなー」

なーんて、ブツブツ言いながら、色々考えています🎶



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