第十四話 後夜祭ハプニング  ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*








「あーッ楽しかった!」



「…君らのおもりで疲れたけどね」



「ぬぅぅ~…赤ちゃんじゃないのだ…」



生徒会主催・クリスマス会兼文化祭も大半を終え、
あとは後夜祭を残すのみ。




後夜祭ではネクタイ交換できた生徒の発表、出し物で一番人気な科の発表、ネクタイ交換、


そして…





ミスコンの発表!!





選ばれた女の子はネクタイを交換した男の子とキスをするとっっっっっても素敵なことがあるんだ!


シンデレラの衣装を着るみたい…月子ちゃん、可愛いだろうな……

くそぅ、男羨ましすぎるぜっ




……………今はその会場に翼と梓と3人で向かっています。






因みにまだネクタイは四本余ってるww


このまま事がすぎますよーに…
















「いたっ!真稀、発見!」


















叫びにも近い言葉と共に後ろからの強い圧迫にすこしびびった(笑)



「ってめ、くっ、つく、な、っあ~!」


「痛い!痛いよ哉太!この野蛮人」


「うるせぇ!真稀から離れやがれ!」


「そうですよ、土萌先輩。こればかりは七海先輩に加担します」


「羊…真稀を離しなさい?」


そうして真稀ひっぺがし戦争勃発





~~~~五分後~~~~







「はぁっはぁっ、もう皆ホント酷いなぁ」



お手上げのように真稀以外のメンバーは腰を落としていた。



はっとし、時計を見ると――――




「あぁっ!後夜祭始まる!」


その言葉に皆同時にムクリと蘇生…立ち上がり、梓と羊は真稀の手をとった。



そして後夜祭会場まで全力疾走した…

疲れたゞ












「つ、着いた…」

もうすでに五分程の遅刻をしてしまっていた。

ステージの台の上には一兄の姿が


…これから、一兄の話みたい



「皆、今日は楽しめたか?校内を回ってみたが、楽しそうな声が沢山聞こえてきた。成功したみたいでよかったよ。これで絆も深まることだろう。






………と、我らの天使が後れ馳せながらの登場だ」

するとざわざわとし始めた。



「…………?」



真稀は自分事など一ミリも知らず、首を傾げる。



一斉に自分の方を向かれ、謎は深まるばかりだった。


そして、壇上の上にいらっしゃる私のお兄様はこう言いました☆










「…あ、真稀。ネクタイ交換しろ」











「……………は、」

………………………………………皆さん助けて。

開いた口が塞がらないヨ。

普通って……

マイクで脅迫します……?
(↑そこ!?


「ネクタイ余ってんのか!?」


哉太の驚きの声に精一杯驚いた←


「う、うん………」


「なら交換しねぇ?」

「…いいよ―――――

「だめ」




自分の赤いネクタイを外そうとすると、梓がいきなり強い力で私の手を掴んだ。


少し捻るように掴んできて――――



そのときの梓の表情は哀しそうで、悔しそうで


「い、痛いよ梓っ」


あまりの力強さにきゅっと目を瞑る。


「あ…………ごめ、ん」


その様子に整った眉を下げ、梓は会場の出口に向かって走って行ってしまった。








「…梓…………?」




真稀は何が起こったのか理解不能だった。



どうして、



梓………?



なんで、そんな



淋しそうな顔したの?



スカートの裾を握ると、私の頭をわしゃわしゃと撫で始めた哉太



「ちょっか、哉太!」


髪が細いから、直すの大変なのにっ


すると哉太はにっこりと笑いかけた



「…?」

「木ノ瀬は戻ってくるだろ。…そんな顔すんなって。

お前は笑え。そっちのが……あ、……その?…何だ………」



顔を紅潮させた哉太に首を傾げた。


「…可愛いよ、真稀」



そう言って横にいた羊が乱れた真稀の髪を撫で、真稀は羊と哉太に微笑みかけた。















「…ありがとうっ!」


…………ウルトラハイパーグレートパワフル級に可愛い笑顔に男子陣、沈下w





































atogaki☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

はろぅ

えべりぅわぁんっっ

やっとパソコンできるよおおおおおおおお

いっぱいうpするぞ☆