★BNPパリバ・オープン男子（ATP1000、ハード、米国・インディアンウェルズ）
⇒ドロー
今大会の男子にはお圭はん（錦織）、よっしー（西岡）、太郎氏に加え、予選を勝ち抜いた伊藤竜馬氏と4人も本戦入りです。
太郎氏は、今季ツアー本戦でほとんど勝ててない状態は変わらず、1回戦敗退です。
伊藤竜馬氏も1回戦敗退ではありましたがそもそも予選を勝ち上がったのがご立派ですよ。
●2回戦：西岡良仁 def. ロベルト・バウティスタ・アグート（7-6, 6-4）
どっちかの夜は昼間。
西岡よっしーの試合は向こうの夜だったので、土曜の日中に試合が観られました。
相手はシードのバウティスタ。
完全に格上ではありますが、西岡が追いつけないほどの強打やビッグサーブがあるわけではないですから勝てる可能性はあると思ってました。
フォアはスピンで巻いた球をよく打つよっしーですが、今回はフォアもフラット寄りで打ち込んだりとかなり攻めてましたね。
バウティスタからすると、攻めてくる割にラリーではなかなかミスらない西岡相手にミスを重ねがち。
なんとバウティスタをストレートで下しました！！
次はチチパスを破ったオジェ・アリアシム18歳です。
●2回戦：錦織圭 def. アドリアン・マナリノ（6-4, 4-6, 7-6）
インディアンウェルズには昨年不出馬のお圭はん、現在暫定ランキング4位です。
今日は曇りだからでしょうか、珍しく帽子なしのお圭はん。
しかし何故か七三分けでした。
一方のマナリノの坊主頭はそろそろ見慣れてきましたな。
ウェア関係、ハイドロゲンがスポンサーについたかのようにソックスにもドクロマークが入りましたね。
さて第5のグランドスラムとまで言われる大きなマスターズ大会でのお圭はん初戦は、
なぜか深夜3時スタート。
日本メディアへの配慮なしです。
ドバイで不本意な2回戦敗退となったお圭はんですが、2週間ぶり近い実践で無難な手を選びません。
2回戦とは思えぬ超攻撃的なラリー戦です。
左右への強打にマナリノが振り回されてヒイヒイ言うてるくらいです。
決勝ジョコビッチ戦の予行演習を初戦でやっているかのようです。
試合みながら「えげつなっ」とかひとりで唸ってました。
しかし依然ファーストサーブが入らないのがキツイところですね。
一方でそんなに悪いセカンドサーブ打ってるようにも思いませんでしたが、マナリノの手堅さが第2セット中盤以降に際立ってきました。
錦織がこんだけ攻めまくったらアンフォーストエラーが多くなるのもやむなしですが、マナリノが振り回されながらもしっかりディフェンスでミスしないのが厳しいところです。
お圭はんストレート勝利を期しましたが想定外のフルセットマッチになりました。
しかしここは、近頃早期敗退が続いているマナリノに、らしさが戻ってきたと称えるべきでしょう。
ベリー・ベリー・タフマッチ。
がんがんに攻めてて普通ならウィナーになるようなショットでも、バウンド後の減速が激しいんですかね。
マナリノにしぶとく拾われて大苦戦でしたが、終盤マナリノのファーストサーブが入りにくくなったことにも救われましたね。
ファイナルセット、タイブレークの激闘を制しての3回戦進出です！
最終セット第9ゲーム以降瀕死の展開ばかりでしたが、手に汗握る展開で観る方は面白かったでしょうね〜。
お圭はんクラスの選手にしては最高が8強どまりとやや苦手なBNPパリバ・オープン。
今回はダブルス出場してるくらいだし、優勝本命としては次のマイアミですかね？
★BNPパリバ・オープン女子（WTA1000、ハード、米国・インディアンウェルズ）
⇒ドロー
最近の日本女子のシングルスはもう大坂はんだけ独走してる状態でしたが、土居っち、日比野氏両名が予選を勝ち抜きました。
●2回戦：大坂なおみ def. クリスティナ・ムラデノビッチ（6-3, 6-4）
ドバイ1回戦で負けた相手と初戦で再戦。
日本の報道ではドバイで雑魚に負けたみたいな言われようでしたが、ムラデノビッチは2年くらい前はトップ10でしたし、ダブルスでは現在トップクラスですからね！
契約してないので試合観てないですが、リベンジ成功した模様です。
ご機嫌もよさそうですね。
●2回戦：カロリーナ・プリスコバ def. 土居美咲（6-7, 6-1, 6-1）
2018年は失速の年を過ごした土居っちが、今季全豪の予選3試合を勝ち抜いたりと力強さを取り戻しつつあります。
今大会も日本勢の本戦入りは大坂はんのみかと思われましたが、土井さんが本戦入りして1回戦も突破！
2回戦はプリスコバ相手に残念ながら敗退しましたけど、フルセットには持ち込みました。
しかし土居っちはプリスコバ戦で2勝6敗なんですね。
案外勝ってる。