昨晩から強風が吹き荒れています。

外を歩くと頭にかぶっているものが飛びそうで怖いです・・・ ← ヅラではない!

 

さて、ここ数日ポリエステルストリングに関するお話しをしてきました。

繰り返しになりますが、プロの求めるボールホールドと耐久性が評価され、次第に

ポリエステルストリングを使用するプレーヤーが増えてきました。

いえ、”増えてきた”というより”群がってきた”といった表現が近いでしょうか?

 

というのが、当時はプロの大半はナチュラルガットを使用していたこともあり、

とくに貨幣価値の低い国で育った選手にとっては低価格で高性能なポリエステル

ストリングはとても魅力的なものでした。

 

しかし、90年代の頃、ほとんどのポリエステルユーザーは上位まで行くが2年続けて

好結果を残せなかったんです。

というのも、硬質なストリングによる影響が大きく、どこかしらに障害を抱え、脱落を

余儀なくされたというのが大きな要因になっていると思います。

 

その上、90年代後半といえばラケットは軽量になる傾向にあり、より高速で

振りぬかれるようになり、さらにフレーム剛性も高まり、より高反発にもなってきました。

こうなるとナチュラルに戻したところで飛び過ぎになります。

 

そうした状況を打破するために、”ハイブリッド”という手法に注目されるようになりました。

 

1種類の糸ではまかりきれない部分を補える可能性もありますし、高い耐久性も

維持できます。

さらに反発性を好みの設定に調整もしやすく、テンション維持率の低下を極力

抑えることにも可能ですので、様々なプレースタイルのプレーヤーに”ハイブリッド”は

有効と考えられるようになりました。

 

ただ、可能性が広いということは自分にマッチする組み合わせを見つけるのも大変でもあり、

その証拠に錦織選手もメインとクロスを入れ替えたりするなど試行錯誤を繰り返しています。

一発で答えを決めずに、根気よく試していく。

これが”ハイブリッドのマッチペアー”を見つける極意ではないでしょうか?