なぜスピンを掛けるとボールは落ちるのか?
皆さん、「ベルヌイの定理」というのをご存知でしょうか?
たぶん多くの方は
「なんとなく聞いたことがあるような・・・」、「昔、習ったような気がする・・・」
と言ったところでしょうか?
簡単に言いますと、
「空気の流れが速いと気圧が下がる」
という定理のことです。
道を歩いているとき、すぐ横をトラックが通過すると吸い込まれる感じがしたという経験はありませんでしょうか?
トラックが高速で通過するとその部分の気圧が下がります。
空気も水や電気と同じで高いところから低いところへ流れます。
だから吸い込まれる感じがしたんです。
(実際は「感じ」ではなく、弱い力ですが本当に吸い込まれているんです)
その他に、駅のホームに白線が引いてありますでしょ!
高速で通過する列車に体や衣服が引っ張られないようにするためにしているんです。
だからホームでは白線に気をつけましょう。
そして、これをボールに置き換えると
ドライブ回転の場合では、ボールが回転しながら上の絵のように右から左に飛んでいきますよね。
で、ボールは回転していますので、ボールの上は右から左へ、下は左から右への動きをしています。
ここでボールの立場になってみると、周囲の空気は左から右へと見た目とは逆の動きに流れています。
ということは、ボールの上と下との動きの違いを考えると、次の絵のような空気の流れの差が出てきます。
そうするとボールの下の方が流れが速いので気圧が下がり、下向きの力がかかってボールが急激に落ちるわけです。
もうお分かりだと思いますが、スライスは逆回転ですので、逆の現象が起きます。
上方向の気圧が下がるのでボールがなかなか落ちてこない・・・
つまり、伸びてくるように見えるわけです・・・
あぁ・・・疲れた・・・ orz
学生さんと話をしてたら、
こんなほとんど記憶に残っていないこと説明する羽目になった・・・
もう一度勉強することが出来ました。 o(^▽^)o
注意: 数十年前の記憶を頼りに書いたので、受験生は上の説明を信用せず、各自で勉強すること!


