織姫を想う彦星の想いが叶った
今年の七夕 恋人たちは銀河で
逢瀬を楽しんでいるのだろうか
七夕の雨は織姫に会えない彦星の涙
今年の銀河は大丈夫(///∇//)
新暦の七夕は梅雨時期に重なる
雨が降る七夕は
白鳥にも月にも見放されて
恋人達は再会を果たせない
もともとは太陰太陽暦(旧暦)の
7月7日だった七夕
明治6年暦はグレゴリオ暦に
改訂され明治5年12月2日が
明治6年1月1日になった
七夕は約1か月早くなり
織姫と牽牛は梅雨に苦しむ
七夕の夜降る雨は催涙雨と
呼ばれ織姫と牽牛の涙が
地上に降り注ぐと云われる
暦が改められる以前の本来の
七夕は梅雨が明けた夏の夜
今年2022年なら8月4日
子供の頃絵本で読んだ
七夕の伝説は
織姫と彦星の銀河のロマンス
七夕伝説*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
天帝の娘"織姫"
毎日機織りに精を出し
織姫の織る布は五色に光り輝き
季節の移り変わりと共に色どりを変える
父親の天帝はお化粧もせず
恋をすることもない娘を憂い
働き者の牛飼い"牽牛"と結婚させた
織女は牽牛に夢中になり
機織りを止めてしまった
天帝は怒って銀河の
東と西に二人を引き裂く
二人が逢えるのは一年に一度
七夕の夜だけ
だけど…七夕の夜に雨が降り
織姫は銀河を渡ることができず
川面を眺めて泣いていた
銀河の渡し船を漕ぐ舟人は
連れなく通り過ぎていく
そこへかささぎが飛んできて
天の川に翼を広げて橋となり
織姫を牽牛のもとへ渡してくれた
中国後漢の七夕伝説
遣唐使によって日本に
伝えられたと云われている
天文学の資料を読むと
銀河の恋人たちが
夏の大三角形だと気づく
織姫はこと座のベガ
牽牛はわし座のアルタイル
飛来したかささぎは白鳥座のデネブ
通り過ぎる連れない舟人は上限の月
ベガとアルタイルの距離は
14.428光年
光速で飛んでも織姫が牽牛の
ところに辿りつくには
14年半以上もかかる`s(・'・;)
一年に一度の逢瀬なんて不可能
だけど手はある
*:..。o○☆ ワープ
\_(・ω・`)
"スタートレック"では宇宙船を
包み込むように亜空間フィールドを
発生させプランク時間以内に通常の
空間に対して光速で進み出す
ワープ航法で宇宙を駆け巡る
"宇宙戦艦ヤマト"は出発点と
到着点の間の空間を折りたたみ
通常の時空間から飛び出し
目的地まで飛んで行く
アイザック・アシモフの描いた
"ハイパースペース・トラベル"
ミレニアム・ファルコンは
この 超光速航法で銀河を駈ける
ドラえもんならどこでもドアで
宇宙をめぐる どこでもドアは
物理学で云う"ワームホール"
銀河のロマンスは甘くない
とんでもなく遠い恋人のもとに
飛んでいくベガとアルタイル
想いを馳せる夜の空
窓越しの銀河は
とてもとても遠い *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆(*゚.゚)ゞ