イギリスでウィンズケール
原子炉火災事故が起きたのは
確か10月10日 σ( ̄、 ̄=)
1957年のこと *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
第二次世界大戦後 イギリス政府は
世界の強国として軍備拡張競争の
発展に乗り出した (・ω・)/
1950年10月
カンブリア州の小さな村
シースケールの近くに
二つの原子炉が建てられた
軍事用プルトニウムを生産する
ウィンズケール原子力工場
今の"セラフィールド核燃料
再処理プラント" φ(.. )
あぁウィンズケールってのは
地名じゃないね d( ̄  ̄)
原子力施設群の名前
街の名前はシースケール
生成されたプルトニウムは
1952年10月 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
オーストラリアのモンテ・ベロでの
英国初の原爆実験を成功に導いている
火災が起こったのは
10月10日の早朝 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
徐々に低下するはずの
炉心の温度が上昇 (ノ゚ο゚)ノ
排気部分に取り付けられた
放射線の状況を測定する
モニタ装置の針が振り切れた
現場は緊急事態を宣言 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
所長は原子炉を調べようと
防護服に身を包んで原子炉の
燃料供給面側に向かった
そこで高温を記録している
熱電対近くの燃料チャンネル
検査用のプラグがミスで取り
外されているのに気がつく ( ̄_ ̄ i)
次に目撃したのは赤熱して
明るく光りだしている
チャンネル4本分の燃料棒 Σ(=°ω°=;ノ)ノ
原子炉は火災を起こしていた
だけど消化の方法が解らなかった
10月11日 金曜日の朝 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
火災は勢いを増して最悪になった
損傷を負った原子炉周囲の炉心は
崩壊の危機に陥った (-。-;)
温度を下げるため注水すると
水の分子から遊離した水素が
残り送風された空気と混合して
水素爆発の危機も考えられた (・_・;)
だけど他に手がなく放水が
始まる約12本の消火ホースが
原子炉火災の中心部より
約1m上の燃料チャンネルに
挿しこまれ水が注ぎ込まれた
でもすぐには消化できず
原子炉が完全に冷温になるまで
24時間の放水が続いた c(゚^ ゚ ;)
16時間燃え続けた火災は
多量の放射性物質を外部
に放出 広範囲な放射能
汚染を周囲にもたらす ( ̄  ̄;)
放射性物質は英国を超えて
欧州全体に拡散した (-。-;)
レベル7 d( ̄  ̄)
世界で初めてそしてイギリス史上
最悪の原子力事故になった
レベルはピラミッドで見ると解りやすい
不能になり 約15トンの
ウラン燃料を抱いたまま
封印された c(゚^ ゚ ;)
残った燃料を取り出そうと
すると放水の時に生成された
自然発火性物質の水素化
ウランが再燃する可能性も
あったと文献に書かれている φ(.. )
原子炉2号基は火災による
損傷はなかったけれど使用を
続けるのは危険が大きすぎる
為事故後停止された (-。-;)
ウィンズケールの施設は除染され
セラフィールドと改名されて
英国核燃料会社に移管された
今では設備全体が原子力廃止
措置機関の所有になっている
地元住民は避難命令が出なかったため
一生許容線量の10倍の放射線を受け
その後 何人かが白血病で死亡したと
報告されている
他にも事故が原因での癌で12人が
死亡という報告や100人が死んだ
って云う報告もあって真相は不明 ( ̄  ̄;)
事故から30年後の1987年
放射線による影響は無いと
云う報告がされたけど……
シースケールの町で生まれた
子供達には白血病が多発
大人の住民たちにも癌が
多発している ( ̄ω ̄;)
現在も封印されたままの
原子炉は2037年以降に
最終的に廃炉にされる予定 ゚・:,。★
日本でも東日本震災に起因した
福島第1原発での汚染水漏れや
放射性物質を除去する設備の不備が
報道されてるね d( ̄  ̄)
政府も東電も全力を尽くしていると
思うけれど…報道だけは規制をかけず
状況を正確に伝えてほしい
事故の犠牲者はいつも 何も知らされ
なかった住民だから*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
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