自分に子供が出来る前
MAMA DAISUKIは
子供が嫌いだった (･Θ･;)
だから今も虐待のニュースを
聞くと親の気持ちも解る気がする (-"-;A
だけど理解できないこともある
新宿で赤ちゃんの連続殺人って
云うよりは大量殺人が起きたのは
確か終戦直前の１９４４年から
終戦後の１９４８年にかけて σ(￣、￣=)
「寿産院」事件だね
日本が”終戦”と表現するのは
第二次世界大戦の終了
１９４５年の８月１４日
昭和だと２０年 d(￣ ￣)
そ…そ(-。－；)
ポツダム宣言受諾の日だね
つまり１９４４年から１９４８年だと
昭和１９年から昭和２３年て事になるね d(￣ ￣)
殺害された乳児は１０３人とされてるけど
正確には把握されてないらしく
８５人から１６９人まで諸説あるそうな
当時の朝日新聞は１６９人と報じてる φ(．． )
事件の発覚は１９４８年の１月１２日
昭和２３年だね d(￣ ￣)
警察官が巡回中 自転車で
みかん箱を運ぶ男を発見
不思議に思って事情聴取 (*￣ ￣)ｃ＜|||▽ )
みかん箱には生まれた直後と
思われる赤ちゃんが４人いた
残念なことに４人とも遺体
５人って言う説もあるね (・ω・)/
警官が問い詰めると男は
産院に頼まれて火葬場に
運んでいる もう２０～３０体以上
運んでいると答えたそうな ヾ(￣o￣;)
怪しんだ警察はこの４体以外にも
２体 計６体の乳幼児の遺体を入手
解剖して死因を調べた
解剖したのは５体って説もある (・ω・)/
死因は肺炎と凍死そして餓死
６体とも食べ物が与えられた形跡がない
更に調べを進めると大量の子供が
命を落としている事が分かった
発覚から3日後の1月15日
警察は産院の経営者を逮捕
踏み込んだ警官が院内で
７人の子供を発見
ひとりは残念ながら既に
息を引き取っていた
残りの６人は冬なのに肌着１枚
衰弱し泣く事さえ出来ずにいた
病院の名前は「寿産院」
経営者は当時５１歳の助産婦
地元では助産婦さんの会で会長を
務めたり新宿区議会議員選挙に
自民党から出馬したこともあった
一緒に逮捕された夫は当時５５歳
元憲兵軍曹で警察官OB
夫婦の助手も逮捕されてるね ヾ(- -；)
助手は当時２５歳
他にも一人死亡診断書を
偽造していた医者が起訴されてる
死亡届を簡単に受理していた
新宿区役所も非難されたね
役所は起訴されなかったけど
区長はマスコミにコメントを
求められてるね
書類上は不備がなく受理
せざるを得なかったそうな
判決は高裁まで持ち込まれ
主犯の助産婦に懲役４年
夫に懲役２年
共犯の医師に禁固4年が
言い渡された
助手は無罪になってる
第二次大戦終戦後日本は
ベビーブームだった (￣ω￣;)
終戦から戦後の混乱期
日本中が食糧難に喘ぐ中
生まれた我が子を自ら
育てることがままならない
両親も少なくなかった (_ _。)
「寿産院」は新聞に広告を出し
200人以上の乳幼児を預かったり
貰い受けたりしたらしい
養育費や配給品として親や
行政から金品を得るためだった
養育費として「寿産院」に支払われた
金額はひとり４０００円～５０００円
１００００円と書いてある文献もあるね
配給品はミルクとか
砂糖じゃないかな o(￣ー￣；)ゞ
当時タバコは１０本入りで７円
新聞はひと月８円
養育費は相当な高額だったわけだ (￣｡￣;)
逮捕された産婆夫婦は
金品は自分たちの生活に使い
集めた子供達には食事も殆ど
与えず虐待を繰り返す実情
風呂にも入れず病気になっても
何の手当てもしなかった
子供達は飢えと寒さの中で
息絶えるしかなかった
子どもを手放すしかなかった親と
終戦直後の食糧難 配給制度
背景には敗戦後の時代があった
そして鬼畜の所業に対するあまりに
軽い量刑にも時代背景がある
昭和初期日本では当然のように
子供の間引きが行われていた
寿産院事件で犠牲になった子供達は
正妻ではない女性や水商売の女性を
母に持ち父のいない子供が多かった
両親がいても育てられない事情があった
その出生と境遇から殺されても仕方のない
子供という判断がなされ
現在では考えられない
軽い判決になっている o(_ _*)o
生まれてきた命を親の事情で
区別するなんてあってはならない
奪われても仕方のない命なんてない
無垢の命を無造作に奪うなんて
人の理解できる範囲を超えている
鬼か悪魔にしかできない
そしてその鬼はたった４年で
野に放たれた (-。－；)
現在 寿産院の跡地には
別の建物が建てられている
事件の痕跡はほとんど残っていない *:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
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