この本では、
人間の経済活動が、地球温暖化や環境破壊を引き起こしていると述べ、人間の経済活動の元となる様々な思想の欠点を指摘する。
経済学→化石燃料という有限な資源を前提にモデルを組み立ててきた。
経営学→人間の欲望充足を前提。
この本は環境破壊の深刻さの指摘が狙いではなく、最大の目論見は、人間観の転換、とのこと。
この人間観の転換、の定義がよくわからんが。
【以下、自身の考察】
●この本では、欲望を捨て去るか•••、との記載があるが、捨て去るというのは難しいのでは?、と思った。仮に欲望を捨て去るとすると、経済活動は衰退する可能性があり、人間社会の生活に悪影響があるかもしれない。
●なので、欲があることが悪いのではなく、「欲を満たしながらも、環境には配慮する、というバランス感が大事だと思った。つまりサステナブルな経済成長が重要かと。
●また、有限資源からの脱却、も重要かと。