DLPプロジェクターでのレインボーノイズ。

人によって全く見えなかったり、盛大に見えたり。

私は少しだけ見えます。

 

BenQのこのシリーズは、カラーホイールが6倍速と高速で切り替えているので、ノイズは見えにくいタイプです。

 

 

前機種もDLP機だった私は、深く考えずこのHT3050を購入したのですが、やはり少し見えてしまいました。

 

見えるのはいいんですが、輝度が2倍(1000ルーメン→2000ルーメン)になったためか、非常に疲れるようになってしまいました。明暗差が大きく、激しい動きのあるシーンなどを見ていると、あっという

にまぶたが重くなってきます。

 

これはレインボーノイズではありません。単に虹のフォトをHT3050で投影しただけです(ノイズはこんな大きくないし、普通に撮影しても見えないかな)。

このようなシーンで見える人はあまりいないと思います。

 

どんな映像で見え易いかというと、暗い中で明るい物とか白い物が動くシーンです。あと字幕の所でも見えたりします。

瞬きした瞬間とか、視線をずらした時に、よく見えます。

ほんの一瞬ですが、虹のようなものが、尾を引くような感じで見えるんです。

 

ノイズは少しだけなので、気にしなけばいいんですが、疲れてしまうのは改善しなければ・・・。

 

で、対策です。

 

①真っ暗ではなく、薄明るい環境で視聴する。

これが一番効果的であり、これで見える人はほとんどいないのではないかと思います。ただし、画質にはダメージがあるので(特に暗部)、最終手段です。

 

②プロジェクターの設定で暗くする。

・ランプを省電力とかエコモードとかの暗い方にする。

・BrilliantColorも輝度を上げるのでオフにする。

 

③シャープネスを下げる。

輪郭の部分が強調されると、ノイズが見えやすくなったり、疲れやすくなるので、なるべく下げます。

 

④NDフィルターを付けてさらに暗くする。

カメラ用の減光フィルターを投射レンズ前に取り付けます。ND2で1/2、ND4で1/4に減光されます。

 

 

私は真っ暗で視聴したいので、

ランプ:省電力、シャープネス:0、ND2フィルターを付けてます。

BrilliantColorは画質の好みの関係でオンです。

 

使っているNDフィルターは、

大きさは色々あるんですけど、52㎜を選択。

 

HT3050の投射レンズ部は窪んでいるので、黒い画用紙でこんなフォルダーを作ってみました。

フィルターの取り付けと、本体への取り付けには、はがせる両面テープを、落ちてこないようにたっぷりと使用(最初、何度か頭上に落ちてきました)。

 

 

一応これで、ノイズはほとんど見えなくなり、目の疲れに関しても

長時間視聴しても大丈夫になりましたよ。

 

画質に関しては、しっとりとした感じで映画にちょうど良い感じかな。輝度が落ちること以外に、あまりデメリットも感じません。

 

次回は、プロジェクターをどんな設定で使っているか、見てみたいと思います。

 

 

私が使っているプロジェクターは、こちらになります。