ホームシアターには必需品のAVアンプ。

 

2chで音楽を聴く場合、プリメインアンプにはかないませんが、マニアでない限りは、音楽もそこそこ楽しめる音質になってきているようです。

 

家のアンプは、ヤマハ RX-V3067、もう6年ほど経っています。定価22万位の機種ですが、2クラス下の古い機種からこれに変えたとき、かなり音質が上がってビックリしたのを覚えています。

RX-V3067(下)は11.2chまでコントロールできますが、パワーアンプは7chしかないので、外付けアンプとして安物中華アンプ(上2台)を繋いでます。

 

 

AVアンプの特徴の一つに、各スピーカーの音色の違いをイコライジングして合わせてくれる機能があります。

 

大分以前からあったのですが、補正をかけると音が劣化して聴けたもんじゃ無かったです。が、この頃の機種ぐらいから補正精度が向上し、環境によって補正したほうが音が良く聞こえるようになったようです。

 

各スピーカーからテスト音を出し、こんなマイクを視聴位置に置いて、計測し補正します。

 

これが、うちのフロント2台の補正結果。

同じスピーカーでも、左右で結構補正カーブが異なっています。壁の違い(左-ドア、右-木製ブラインド)が、出ているのかな?

 

結果として、家の場合も補正をかけた方が、2chで音楽を聴く場合も音が良く聞こえます。

 

このアンプで鳴らしたJBL Stdio530の素の音は、ちょっとすっきりしすぎで、ちょっと荒く感じます。いつも、フラットに補正をかけた状態で聴いているのですが、一音一音はっきりした感じは後退するのですが、音の厚み・うるおい・広がりが感じられるようになり、とても良い感じです。

 

でも、便利な機能ですが万能ではありません。機能に頼りきらずに、スピーカーとか家具の配置とかのバランスも考えた方が良さそうです。

 

去年くらいまで、32インチTVを視聴位置の右斜め前に置いていたんですが、いつも左側よりに音が聞こえ、センターの細かい音も聞こえづらかったのですが、サラウンドスピーカーと入れ替えで、TVをやや後ろに移動させたところ、劇的に改善されました。さすがに、そこまでは補正しきれないようです。

 

 

最近のAVアンプはさらに進化しているようで、そろそろこちらも買い替えたい。頑張って、仕事しなきゃ!