皆さん、好きなテニス選手はいますか?
僕はフェデラーとナダルを超えるテニス選手はこの先ずっといません。
変な日本語ですが。
好きな理由には、フェデラーの技術は別格であることや攻撃センスの良さ、ナダルのこれぞテニスというプレーの仕方や振る舞い、これら代表的なものがものすごく強力ですが、テニスに対する情熱がすごいというところも魅力的であると思います。
もちろん、他の選手たちもテニスが大好きだったり、勝つことが大好きだったり、技術力もあってプレーするにあたってすごく熱いものはあります。
でもやはり、実力が全然違うのもありますがフェデラーとナダルは別格です。
ジョコビッチもものすごく良いですが、フェデラーとナダルには人間性の部分で届きません。
テニスに対する純粋な情熱。
これかなと思います。
一般の世界には、なんだか熱い人って少なくなってきているように感じるのは僕だけでしょうか?
なんとかしようとする人の数が少ない気がします。
無気力な人もとても増えている印象です。
皆さんはそのように感じることはありませんか?
もちろん、君いいねぇという人はいるので、指導をそこそこ楽しんでいますが、情熱も足りなければ、熱い人の数も足りないです。
世の中に。
やる気を削がれる要素が多すぎるのでしょうか?
大人があまり情熱的でないのは仕方がないところもありますが、子どもたちにそれがないのは悲しいことです。
僕は大人にも情熱を呼び起こしたいという考え方ですが、コートに立つ全ての人が熱い人であって欲しいと思っています。
そんなことはあり得ないのですが、そうなってくれたら嬉しい。
自分もただただ全力でテニスに情熱を注ぎたいです。
レベルの差はホントにピンキリですが、アツさは誰もが最上級でやれるものですよね。
無気力になってしまった人間には残念で悔しい気持ちとともに、哀れみもありますが、そこから何とか助け出したいと思ったりしています。
大した力にはなれないんですけどね
スポーツを愛する僕にとって、無気力な人がコートに立つ姿は悲しいのです
まだ怒り狂う人がコートで暴れている方がマシです。
というか、その場面は最高です
意地でもコートにボールをいれるんだ!と。
なにがなんでも勝つんだ!と。
もう身体からほとばしるエネルギーが見えてるじゃん!なんて人が好ましいです。
活発に動くことの喜び大爆発!
取る!取る!取る!
打つべし!打つべし!打つべし!
勝つんだ!勝つんだ!勝つんだ!
オラぁぁぁ!!!
みたいな人が見てみたいです。
ちょいと打ったらもう満足。
すぐにミスを受け入れて、はい次次。
ムリ。
届かない。
こんな人はよく見かけます
ムリじゃねー。
走れ!
飛びつけ!
ラケット投げろ!
みたいな。
叫び声もほとんど聞かないし、何なら激しく呼吸する音も、コートがえぐれるフットワーク音もあまり聞こえません。
魂の叫びが聞きたいのです。
おれは今生きているんだ!というような。
日本社会がもう、ほぼ死んでいるからなんでしょうか?
みんな息も絶え絶え…
勢いが欲しいです。
大人はジムに通えばいいんでしょうかね。
子どもはまぁ、まぁ…
決まりをきちんと守れたり、話をきちんと聞けることはかなり重要ではありますが、それよりも重要なこともあるんじゃないかなと思ってます。
でもそれは人に強要はできませんね。
そんな時代ではないということで。
子どもは大人の所有物。
大人は誰の所有物?