真実を見抜く力が必要な理由
私たちは、仕事や教育、恋愛や人間関係など、さまざまな場面で真実を見抜く力が必要になります。なぜなら、自分の真実と他者の真実との間には、必ずズレやギャップがあるからです。
そのズレやギャップを埋めるためには、他者の気持ちを理解し、自分の意見を伝えることができるコミュニケーション能力が必要です。
氾濫する情報から自分を守るためには、現実の背後にある真実を見誤らない判断力が必要です。
フェイクニュースに踊らされないように気をつけましょう。
真実を見抜く力を養う方法
それでは、この真実を見抜く力をどうやって養えば良いのでしょうか。
その鍵を握るのが絵や写真を見ることなのです。絵には画家の真実が、写真には写真家の真実があります。
芸術を真実という視点で見たならば、他者の気持ちを理解し、他者理解の前提に立って自分の意見を持つ力を養うことができるでしょう。
芸術家の真実を感じる
例えば写真家は、自分の視点や感性で、世界を捉え直し、伝える人たちです。写真を見るときには、写真家が何を見て、何を感じて、何を伝えたかったのかを考えることができます。それによって、私たちは写真家の世界観や思想に触れることができるだけでなく、自分自身の物の見方や感じ方にも気づくことができるのです。
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同じく絵にも、画家の目が捉えた世界を鑑賞者に伝える力があります。画家は、色や形、光や影、線や面など、さまざまな要素を使って、自分の真実を表現します。絵を見るときには、画家がどんな技法や手法を使って、どんなメッセージや感情を表現したのかを読み解くことができます。それによって、私たちは画家の感性や個性に触れることができるだけでなく、自分の感性や個性にも目覚めることができるのです。