午後から面会時間なので、行ってきた。
面会の申請書書いて病棟詰め所へ持っていく。
「面会、1日に2名なのでお若い男の人と女の人が来られましたので…ちょっと。」
「あ、そうですか。」
「ご家族ですか?
「娘です。」
「あ〜。」
結局、姪と甥が来ていたので会えずに帰った。
夕方、義妹から電話あり。
甥っ子は東京の方から車で帰ってきたらしい。
週末には1番上の姪っ子が県外から帰ってくるので、面会が被らないように連絡を取ってくれとのことだった。
私は、また明日行こう。
明日から抗がん剤治療が始まる。
検査結果が悪かったので、治療が始まると聞いて
まだ治療できる段階か!と喜んだが、
高齢でこのまま緩和ケアの方がいいんじゃなかろうか?
今、元気に話もできてるらしいが、本人もまだピンときていないくらいらしい。
ギリギリまで現役で仕事して、隠居して一年位だけど、ときどき仕事場を開けるとお客さんがすぐに飛んでくるし…。
父、仕事しかしてきていないのにこんな人生の終わりなんていいのかなぁ。
ああ、もう嫌だなぁ。これから治療が大変なんだよね。体力持つんだろうか。これっきりになるかもって怖くてたまらないよ。
はなちゃんのお母さんと、手紙のやり取りしてるけど、
今回の気持ちを伝えると丁寧に返事をくださった。
しっかり胸に刻んで後悔なく父と過ごそう。
あと何回会えるだろう。