今日の昼過ぎに弟から電話。

いるか?と聞かれたので父の店まで出てきたんだな?と思い

「もう歩けるよ!行こうか。」「いや寄るわ。」

 

うーん、いい知らせじゃないなと気が重くなる。

 

15分ほどで「おる?」と玄関開けて顔出して

「おとう、下まで来とるで。会う。」

あったり前よー!

ダッシュで降りていくと助手席にポツンと座ってる。

お年玉を息子たちに持ってきた。

それから

「わし、盆ごろ死ぬんだって。」

「え、は?いやいや、もっと生きてくれや。」

横から弟が「リンパ腫だって。」

 

雪が降る前に検査行くって言ってたので、何も連絡なくてちょっとホッとしてたんだよな。

 

駐車場で数分でこういう話するなんて、私のうちって昔から深刻な話をついでにっぽく話す癖がある。

「わかった。覚悟しとくわ。」

 

父は長男が私と次男を抱えていくことを心配してた。

「もう野菜を作って食べさせてやれなくなるなぁ。」

 

車を見送る。

 

 

部屋の戻って、

ざわざわするから作っておきたかった袖まんじゅうを作った。

無心で作ったわ。

でも、こういう時になんか作ってしまうと見るたびに思い出すよな。

でも作った。

 

 

父が世話してる猫たち、元気分けてあげてな。

まだ伏せってるわけじゃないんだけど、何があってもおかしくない数値らしいから、気が気じゃない。

何したらいい?

どう過ごせばいい?

後悔なきよう過ごさなきゃいけないな。

私は父っ子なんだよなぁー。高校生の時は毎日父の車で朝登校してたんだよね。僻地でバスがなくて仕事に早めに出るようにしてくれてたんだよねぇ。

甲子園まで車で連れていってくれたし、町の運動会に出ることになって、一緒にソフトボールもしたな。父が一塁、私が二塁。最初で最後だったなー。思い出溢れる〜。

 

たまらんな。