こんばんは

おはようございます

こんにちは!

 

三毛猫:今日も お暑いにゃか ご訪問ありがとうなのにゃ。

 

ホントに驚くほど暑いですね!

6月4日蒸しの日です!

 

三毛猫:それで赤カブ売りの少女にゃけど。

 

無視されたチーン

 

それではバックナンバー『ニドメマシテ』の続きです!

 

* *

 

寒いです!

 

ええ、ええ。

ロシアで曇天なんていうたら、

寒いったらありゃしません。

足下は黒い石畳です。

 

黒くてつやつやしてます!

 

グラサン:…ビックリマーク(ぴこん)斑糲岩かな。どこから産出されたものか特定できれば、見ている町がどのあたりにあるか分かるんじゃないの?!

三毛猫:そこでブラタモリしにゃくていいから!

 

ニコ:・・・。カメ

 

しかも湿っています。

雪こそ降っていませんが降った形跡がそこかしこにあります。

 

ですから…。

 

 

完全防備です!!!!

(今世でも寒がりなので冬はこんな感じです・・・)

着ているものは見えませんがワンピースのようなものだったように思います。

上と下つながってる。綿織物かな。

 

細かくは見えませんでしたが暖色系の段染めのような糸で編んだ防寒具をまとっていました。

でも手だけはお金の受け渡しがあるので素手。

ショールの中にしっかりとしまって冷えないようにしていました。

そして丸太のような自然物そのままもってきたような簡単な椅子に座っていました。

(売りものは地べたにそのまま置いては無かったように思うのですがこれでテーブルにのせたらお客さんの顔見えなくなるし…。

箱のようなものにのせていたのかもしれません。)

 

織物ではなくて編んだものを着ているのが不思議ですがショールもブランケットもすべて自分で編んだものみたいです

 

 

お客さんが来ました!

 

 

さっとよぎる謎の既視感

 

いかにもおロシア風の毛皮に身を包んだ超大柄な紳士…

いやもう紳士通り越してグレーミン公爵のように堂々として威厳がありしかもぬくもりを感じるおじさまですラブラブ

 

 

・ ・ ・ 。

 

Pちゃん?!えーんキラキラ

(待って、あなた、レンスキーじゃなかったの????)

 

三毛猫:つっこむ方向はそれでいいのかにゃ。。

 

いやもう疑うまでも無く今世ではPさんでした♪

今世もクマさんクマだけどもっとさらに恰幅良かったような…。

 

とりあえず彼のことはグレーミンさま(仮)ということにしておいて。

グレーミンさまは私が市を出すと必ず来てくれて

 

箱に入っているビーツをすべて買っていってくれるんです。

 

ほら…小学校の国語の教科書に

4年生だったか…

『わら靴の中の神様』

ってええお話があるじゃないですか…照れ照れ

憧れの雪下駄が欲しくて自分で編んだわら靴を売るおみっちゃんのところに必ず現れてはわら靴を買っていく大工さんがいて…

っていうあのお話のまさに大工さん的な感じです!

 

しかもグレーミンさまはビーツをすべて買ってくれるだけでなく。

チップまでくれます。

きっと彼は高貴な身分で貧民に施しをしてくれるのだろう、と私は思っています。

 

それから『わら靴の中の神様』の大工さんはおみっちゃんと年齢もそうかわらなくて最後はおみっちゃんにプロポーズをするのですが

グレーミンさまはもう40代ぐらいのおじ様で、私に特異な感情を抱いているわけではなさそうです。

(私も彼の好意はノブレスオブリッジだと思っているし…)

 

不思議なのはグレーミンさまは私の身なりにとても興味を持っているようで

つぶさに、なめるように、私の着ているものを見ている感じがします。

でもどうしてだろうなって思うだけで、いやらしさは感じません。

 

さて今日も彼はビーツをすべて買ってくれて

お金を私に握らせてくれました。

 

ビーツを受け取り。

 

クマ「○※△…」

 

・・・ん。

 

クマ「○※△・・・」

 

んー。。。

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇

赤薔薇赤薔薇赤薔薇

ロシア語分からなかったからあとで調べて書いたんだけども

まさにこのやりとりが頭の中で展開されて爆笑するところでした照れ

な し て ち ゃ っ か り ド イ ツ 語 に 翻 訳 さ れ て い る の か … 。

 

以後は面倒なので「日本語でお願い」しました。。。

 

ときどき、外国過去世は現地の言葉が聞こえるときがあるんですよ!

 

でもいくら常連さんといえ貴族がVielen Dank!(どうも)なんてくだけた言い回しをするのだろうか…。

 

と思いつつ。

 

手を見ると、今日はチップのかわりにくしゃっと折られた紙切れがまじっていました。

 

 

次に続く。

 

* *

 

三毛猫:にゃかにゃかな 展開にゃ!

 

途中、グレーミンさまがロシア語からドイツ語に切り替わったところ、

体験中は自分の脳みそがなれている欧州の言葉に訳したんだろうなーと思ったのですが

今思うともしかしたら彼がそもそも多言語話せたのかもしれない!と!

 

地理的にロシアといってもユーラシア大陸どまんなかー!

ではなくて、今はロシアだけど当時はプロイセンでした!

って場所なら、その地方の言葉をいくつか話せた可能性はかなりあるかな?と。

 

そして口を開けばジョークを言って笑わせようとするところもいかにもPちゃんって感じがするし…ニコニコ

(あ、ドイツ人なのでPの読みは「ぺー」ですよ♪)

 

前世を見ているときって

自分の中に入って見ているときと、外(過去世の自分と対話もできる場所)から見ているときと両方あると思うのですが

外から見ているときは「今世」の自分の能力で見ていることになるのかなーなんて。

そうすると確かに習っていない国の言葉は絶対分からないですよね…。

そしてそういうときに過去世の自分の中に入るとその国の言葉はどう理解されるのか興味深い…。

 

三毛猫:では 次回予告 にゃ!

 

「ふしぎな常連さんの 紙切れに にゃにかを感じた 少女は

町の外へと続く道へ いそぐ。 『どうして?』 ついにあかされる 彼の しょうたいは?!」

 

次回「毛糸の中の神様」乞うご期待!にゃ!

 

早くもタイトルネタ切れ…ort