人造人間クエスター | てんねんどんの混沌

てんねんどんの混沌

本、本、本、映画、映画、映画、映画、酒、酒、格闘技、スポーツこんな感じでがんばってないわー

6/7 DVDで鑑賞。

原題:THE QUESTOR TAPES
監督:リチャード・A・コーラ
脚本:ジーン・ロッデンベリー、ジーン・L・クーン
出演:ロバート・フォックスワース、マイク・ファレル、ジョン・ヴァーノン、リュー・エアーズ、ジェームズ繁田、ロバート・ダグラス、ダナ・ウィンター、エレン・ウェストン、メイジェル・バレット、ウォルター・コーニッグ
1974年アメリカ 96分 日本劇場未公開



わたしは人造人間クエスター・・・喰えと言われれば何でも食べる・・・って、ちゃうわー・・・
なにー何でも食べる人造人間クエスターだと!・・・
だから、なんでも食べるわけではないって言うとるやろがー・・・って、あんた誰?・・・
ボクはジロー・・・でも、それは仮の姿・・・チェインジ!・・・
あーあー半分青で半分赤・・・ひゃあ・・・しかも頭がスケルトン・・・こりゃ、ステイサムもびっくり・・・
まてーオレを勝手に引き合いに出すなー・・・殴るぞ・・・
あーなんかスキンヘッドなヤツが出てきたな・・・まあ、いい・・・貴様は一体?・・・
ボクは人造人間キカイダー・・・
なぬー機械だからキカイダー・・・ぐへ・・・でも、良いネーミングだ・・・そのキカイダーが何の用だ・・・
人造人間って言ったらボクでしょ、ボク・・・ボクが出ないと話にならんでしょ・・・しかもタイトルロゴ・・・人造人間キカイダーそのものでしょ・・・


これです、これ・・・ん、そーでもないか?・・・
あーでもでも、このタイトル付けたのきっと人造人間キカイダーを意識しているはず・・・だって、このシクヤラブロガーも子供の頃、人造人間と書いてあるだけで反応して東京12チャンネルでこれ観たんだから・・・
はい、そのとおーーーーり・・・内容はよくわからんかった・・・
そーいうわけで人造人間と言ったらキカイダーだから・・・
むむ、だけどわたしも人造人間・・・
あーまだわからんのか?・・・やるか?やるのか?・・・
いや、わたしは喰えと言われれば何でも食べるけど、戦いはやらない・・・
って、最初は否定したけど喰うのかーい・・・それは滑稽だー・・・キカイダー・・・ぶぶ・・・

完成目前の人造人間・・・後はプログラムをインストールするだけ・・・インストール完了・・・しかし、起動しない・・・人造人間を設計したバスロビック博士の不完全なプログラムも試してみたが起動せず・・・バスロビッグ博士は現在行方不明・・・ひゃあ、バスローブのままびっくり・・・バスロビッグ・・・ぶぶ・・・実験は中断するが真夜中の研究室、静かに人造人間は動き出す・・・自分で最終仕上げを施して・・・人造人間クエスターはバスロビック博士を探すため逃走する・・・自分の存在の意味を探して・・・

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はいはい、またまたマニアックな作品を求めていたらこれに当たりました・・・ていうか、これは子供の頃に東京12チャンネルで観ましたよ・・・うん、この手の映画は絶対東京12チャンネル・・・だと思っているわし・・・

しかし、子供のわしには意味が把握出来なかった思いがあります・・・なんか不思議な映画だな、という記憶がありますよ・・・

今回DVDを購入しての再鑑賞・・・

あいやーなんて知的な作品なのでしょう・・・人造人間が自分の存在理由を探して創造主に会いに行く物語・・・いや、おもろいです・・・


起動しないクエスター・・・はい、明らかに着ぐるみです・・・でも、許しましょう・・・


自分で顔などの造形を仕上げます・・・このシーンはおもろいと思いました・・・なんか笑えます・・・


はい、完成・・・おお、人間・・・クエスターを演じたロバート・フォックスワースは好演です・・・人造人間らしさを上手く演じてます・・・


バスロビック博士の助手だったロビンソン博士と一緒に博士を探してヨーロッパに・・・


クエスターを追うダーロ博士・・・


クエスターは何故作られたのか?・・・


実にSF的なラストを迎えますよ・・・

元々TV用として作られたので派手な演出はありませんが、じっくり魅せるドラマになってます・・・

そして、この脚本を書いたのがスタートレック生みの親と言われているジーン・ロッデンベリー・・・流石です・・・

わし的評価は星四つ★★★★